Catalyst 3850/3650 Stack構成時のSTPのBridgeIDにつきまして、ご存知の方がおられましたらご教授いただきたく投稿しました。
Catalyst 3850/3650 シリーズでは、Active機に選出された装置のMACアドレスが装置全体の論理MACアドレス(←show switch で表示される"Switch/Stack Mac Address") として使用され、障害等によりActive機の切り替わりが発生したとしても、一旦選出された論理MACアドレスを使い続ける仕様であるという認識です。
(※stack-mac persistent timer 0 コマンドが不要)
しかしながら、当方の検証環境(Cat3650 Stack2台構成)で、StackのActive/Standbyの切り替えを何度か行わせると、装置全体の論理MACアドレスは変わらないのですが、STPで使用されるブリッジIDのMACアドレスが、当初Standy機として選出された方のMACアドレスに変更される時があります。
1.Active/Standby構成 ←装置全体の論理MACはActive機のMACアドレスが選出される
2.Active機Down、Standby機がActiveに昇格
3.旧Active機復旧&Stackに組み込まれてStandby動作
4.現Active機(旧Standby機)Down、現Standby機がActiveに昇格 ←この時点でshow spanを実行すると、ブリッジIDは当初のStandby機のMACアドレスが使われている。
※直前までActive機として動作していた方の装置のMACアドレスがSTPのブリッジIDとして使用されているように見えます。
この動作は機器仕様なのかBugなのか、また、Stack構成におけるSTPのブリッジIDの選出基準についてご存知の方がおられましたら、ご回答いただけますと助かります。
以上、よろしくお願い致します。