こちらは、ご認識のとおり、OSPF Link State Update (LSU) の再送 パケットと
ほぼ同時に送信される SNMP トラップで、LSUの再送の度に送信されます。
例えば、同じLSUが4回送信された場合、2回目以降が再送となりますので、こ
のSNMPトラップは、3回送信されることになります。
このトラップのトリガは、LSUの再送のみで、その他にトリガはございません。
LSUの再送は、DROTHERに限りませんが、ご認識のとおり、LSUの送信に対
し、LSAckが戻らない場合に、LSUの再送が必要となり発生します。従いまして、
このトラップの発生原因は、LSU または戻りの LSAck のドロップが原因となり
ますので、頻発する場合には、ドロップの頻発原因を調査し対策を実施する必
要がございます。
経路数が多く経路が不安定な状態ではLSUが多くなりますので、LSUやLSAck
のドロップが発生しやすくなり、またトラフィック量が多い状況や回線品質、機器
負荷などもパケットドロップの原因となりますので、発生しやすくなります。