こんにちは
私が職場で運用しているCatalyst 3750Xスイッチ(OSPFを動かしています)でshow ip trafficコマンドを打つと、
IP statistics: -> Rcvd -> bad hop count カウンタとnot a gateway カウンタが上昇を続けています。
bad hop countはTTL=0のパケットの着信ということで、ルーティングループがよくある原因ですが、
BGPを動かしている隣接のルータでnull0 の スタティックルートを入れることでルーティングループが発生しないようにしています。
not a gatewayカウントは、シスコ社のサイトを見ると
「その機器が宛先に対応するゲートウェイを持たないパケットが着信した」ということのようですが
BGPを動かしている隣接のルータからデフォルトゲートウェイによる配信を受けています。
Catalyst 3750XのLAN側は、Stack構成のCatalyst2960SにEther Channelで接続という単純な構成です。
構成は簡単でも、スイッチの数・クライアント数が多いためか、 bad hop count ・not a gatewayカウンタは、結構なスピードで上昇します。(平日日中で、数秒間に50~200くらい)
どうも、bad hop countとnot a gatewayの増加は連動しているようです。
■質問事項
1.not a gatewayについての説明、カウンタ値がアップする誤った構成例などが記載されているページのURLがありましたら、お知らせいただけますでしょうか?
2.デフォルトルートの設定があるL3スイッチで、not a gatewayカウントが増える理由としては何が考えられるでしょうか?
デフォルトルートで処理できない通信としては何があるでしょうか?(マルチキャスト? IPv4のユニキャスト通信とは見なされない通信?)
3.原因調査のためのコマンドがありましたら、お知らせいただけますでしょうか?
show ip cef adjacency コマンドで適当なものがあるか調べてみましたが無いようでした。
debug ip packetですと、事前に対象をACLで絞っておかないと危険ですし、
今の段階では、ACLで何を指定して良いか分からない状態です。
ip accountingは、システムに負荷がかからない調査方法ですが、今回のような用途で使用可能でしょうか?
■添付ファイル
簡単な構成図を添付します。
show ip trafficコマンドの出力例も添付します。
よろしくお願いします。