はじめに
AppDynamicsではアプリメーションパフォーマンスモニタリング(APM)以外にも様々なモニタリングが可能です。
今回はインフラストラクチャ モニタリングを行う機能についてご紹介します。下のモニタリングメニューのServerやDatabaseから、サーバやデータベースといったインフラレイヤの可視化が可能です。それぞれについてどういったことができるか?ご紹介します。
データベースの可視性がなぜ必要なのか?
一般的にアプリケーションに加えて、データベースが最も複雑です。変更頻度も多く、ブラックボックスになりやすい、性能問題やエラーが発生しやすいところです。
従って、アプリケーションモニタリングと併せて、データベースを可視化・監視することが重要です。そのために、インフラストラクチャとデータベースのモニタリングをご利用いただけます。
データベースの可視化でできること
アプリケーション運用時におけるメリット
・DBパフォーマンスを可視化し、問題がないか?を確認できるようなる。
・ビジネストランザクションレベルで、どのDatabase へのQueryが問題かをリンクする。
・DB問題のMTTR/MTTD(診断・切り分け時間や復旧時間)を削減できる。
・障害発生時におけるDB or NWなどの責任の所在を明確にできる。
・DB問題の修正に必要な情報をDBAに提供し、それらを修正できるようにする。
・Oracle などのRDBだけでなく、Mongo DBなどのNo SQLもサポートしています。
アプリケーション開発時におけるメリット
・開発者やQAグループは開発段階・品質レビューでの性能テスト等でDB関連の性能問題を特定できるようになる。
・性能テスト時にボトルネックを発見にも使用できるため、DB問題をみつけて、修正できるようになる。
参考リンク
データベースの可視性がサポートされる環境
https://docs.appdynamics.com/appd/24.x/latest/ja/database-visibility/database-visibility-supported-environments