本ドキュメントでは、SG300-10P-JPを例にSx300シリーズGUI設定ユーティティの
基礎的な画面を紹介します。
1.マネージドスイッチの設定画面の表示(IE9/Windows7の使用例)
IE9にて設定画面を表示すると、以下のようにLog in画面が表示されます。
Log in画面(英語)
Log in画面の言語は英語で表示されます。この画面において、Languageで日本語を選択し、
ユーザ名とパスワードを入力します。
ログイン画面(日本語)
上記のようにユーザ名とパスワードを入力し、ログインを選択することにより、通常は以下の画面が表示されます。
2.はじめに
はじめに(起動時)画面
はじめにの画面では、初期セットアップ、デバイスステータス及びクイックアクセスの3項目の代表的な設定項目
のリンクが表示されています。
3.初期セットアップ
初期セットアップでは、デバイスIPアドレスの変更、VLANの作成及びポート設定の3項目の設定へのリンクが
表示されています。
1)デバイスIPアドレスの変更
デバイスIPアドレスの変更(管理インタフェース)画面
デバイスIPアドレスの変更画面では、管理VLAN単位にIPアドレスタイプ毎の設定を行うことができます。
2)VLANの作成
VLANの作成画面
VLANの作成画面では、VLAN ID単位にVLANの編集を行うことができます。
3)ポート設定
ポート設定画面
ポート設定画面では、ジャンボフレームの有効/無効及び各ポートの編集を行うことができます。
4.デバイスステータス
デバイスステータスでは、システムの要約、ポート統計情報、RMON統計情報及びログの表示の4項目の
リンクが表示されています。
1)システムの要約
システムの要約画面
システムの要約画面では、スイッチのシリアル番号、ファームウェアのバージョンやジャンボフレームの有無等の
確認が行えます。
2)ポート統計情報
ポート統計情報画面
ポート統計情報画面では、ポート単位の送受信統計の確認を行うことができます。
3)RMON統計情報
RMON統計情報画面
RMON統計情報画面では、RMON規格に基づいた統計情報の確認を行うことができます。
4)ログの表示
ログの表示画面
ログの表示画面では、RAMメモリ及びフラッシュメモリ上にロギングされた情報を確認することができます。
5.クイックアクセス
クイックアクセスでは、デバイスパスワードの変更、デバイスソフトウェアのアップグレード、
デバイスコンフィギュレーションのバックアップ、MACベースACLの作成、IPベースACL
の作成、QoSの設定及びポートミラーリングの設定の7項目のリンクが表示されています。
1)デバイスパスワードの変更
デバイスパスワードの変更(ユーザアカウント)画面
デバイスパスワードの変更では、実際にはユーザ名の追加・削除及びパスワードの変更を行うことができます。
2)デバイスソフトウェアのアップグレード
デバイスのアップグレード(ファームウェア/言語のアップグレード/バックアップ)画面
デバイスのアップグレードでは、ファームウェアあるいは言語のアップグレードを行うことができます。
3)デバイスコンフィギュレーションのバックアップ
デバイスコンフィギュレーションのバックアップ(コンフィギュレーション/ログのダウンロード/バックアップ)画面
デバイスコンフィギュレーションのバックアップでは、コンフィギュレーションファイルのダウンロードあるいは
バックアップを行うことができます。
4)MACベースACLの作成
MACベースACLの作成(MACベースACL)画面
アクセスコントロール‐MACベースACLでは、MACベースのACL(アクセス制御リスト)を作成することができます。
5)IPベースACLの作成
IPベースACLの作成(IPv4/IPv6ベースACL)画面
アクセスコントロール‐IPv4あるいはIPv6ベースACLでは、IPベースのACLを作成することができます。
6)QoSの設定
QoSの設定(Quality of Service)画面
QoSの設定では、QoSモード及びポート単位等にてQoSの設定を行うことができます。
7)ポートミラーリングの設定
ポートミラーリングの設定(ポートおよびVLANミラーリング)画面
ポートミラーリングの設定では、ポート及びVLANのミラーリングの設定を行うことができます。
以上で、Sx300シリーズの基礎的な画面の紹介は終了です。
個々の詳細の説明につきましては、随時ドキュメントに追加していきます。