キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
12982
閲覧回数
3
いいね!
0
コメント
zhaqin
Level 1
Level 1

Automatic VPN Initiation 機能を利用すると、Windows にログオン後、自動的に起動した VPN Client (VPN Client のプロセスをユーザログオン時に起動することは、Windows 側の設定によるものです)に対して、予め指定された VPN サーバに接続しに行くように設定することができます。

Automatic VPN Initiation の設定は、VPN Client のインストールフォルダーにある vpnclient.ini という設定ファイルで行われます。

[Main]
AutoInitiationEnable=1
<-- 1 を設定すると、Automatic VPN Initiation が有効になる
AutoInitiationRetryInterval=3   <-- 自動的に再接続する期間、単位は分
AutoInitiationList=NetworkAll   <-- 接続時に PC が属するネットワーク
[NetworkAll]   <-- このセクションは、AutoInitiationList にあるネットワーク毎に定義する
Network=0.0.0.0   <-- ここでは、全ネットワークで Automatic VPN Initiation を有効にする
Mask=0.0.0.0
ConnectionEntry=「VPN接続のプロファイル名」   <-- 自動接続に使う Connection Entry を指定

上記を vpnclient.ini に保存して、VPN Client を再起動すると、Options メニュの下に Automatic VPN Initiation が表示されます。

vpn-auto-init-000.png

そのメニュをクリックすると、Automatic VPN Initiation を有効にするかのチェック、および再接続の期間を設定するウィンドウが表示されます。有効のチェックが入っていれば、設定が完了です。

vpn-auto-init-00.png

それで、Windows からログオフして再度ログオンすると、VPN Client が起動して、自動的に VPN サーバへ接続しに行き、正常に動作できたら XAuth の認証ウィンドウが表示されます。手動で VPN 接続した際と同じように認証すれば、VPN セッションが確立されます。

vpn-auto-init-01.png


ここで一つの注意点ですが、この Xauth の認証ウィンドウが表示された状態で Windows をログオフもしくはシャトダウンすると、VPN Client が強制終了されてしまいます。CSCtb00682 によって、強制終了された時点で VPN サーバとネゴシエーション中のセッションがサーバ側で残ってしまうので、このセッションがタイムアウトで削除されるまで、Automatic VPN Initiation が数分間動作しなくなることがあります。なので、Windows のログオフもしくはシャトダウンの前に認証を完了するか、このウィンドウをキャンセルしておくとよいです。

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします