はじめに
本記事ではバージョン7.4.2で発生していたCSCwi86232の不具合についてご紹介します。
事象
CLI上でSystemConfigからCertificate Refreshを実行して証明書を更新した場合、以後パッチファイルの適用、アップデートファイルの適用ができなくなります。
原因と機能への影響
上述したとおりCertificate Refreshを実行する、または各アプライアンスの証明書のCNが変更されてFQDNと完全一致しない場合は当該不具合による影響を受けます。以下のパッチファイル以外で2023年9月から2024年2月までに提供されていたパッチファイルをインストールしている場合は本不具合の影響があります。
update-smc-ROLLUP20240201-7.4.2-v2-01.swu
update-smc-ROLLUP20230823-7.4.2-v2-01.swu
解決策・回避策
現在本不具合の影響があるパッチファイルの配信は停止していますので、Refresh Imageを実行して各アプライアンスのパッチファイルを除去した上で最新のパッチファイルをインストールすることにより本不具合の発生を回避することができます。