CSM (Cisco Security Manager) がインストールされた windows サーバで、イベント ID 10016 の DCOM
エラーがイベントログに出力されることがあります。

これは、CSM が作成する ユーザーである、casuser に、DCOM object である netman の起動権限が
ないために出力されます。エラーの出力を止めるためには、casuser に権限の付与を行う必要があります。
① start > administrative tools > component services とたどり、Component Services の設定変更画面を開く。
② 右ペインで、Component Services > Computers > My Computer > DCOM Config
に移動。
③ netman を右クリックし、Security タブの Launch and Activation Permissions
を変更し、<ホスト名>\casuser のエントリを追加し、全ての項目を Allow に変更。
これで設定変更は完了です。

ちなみに、windows2008 以降では、セキュリティ強化により、netman の permission 変更メニューはグレーアウト
されていますので、少し工夫がひつようです。下記の URL の内容が役に立つと思いますので参照頂ければ
と思います。
http://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_vista-security/dcom-error-10016-cannot-change-permissions-in/dfdb4fa6-c867-4af1-b650-3a188d26d36b