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Takuya Yasumi
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はじめに

本ドキュメントでは シャーシ内クラスタ(Intra-Chassis Cluster) 構成時の Firepower Thread Defense (FTD) のセキュリティモジュールに機器交換が発生した際の手順について紹介します。
本ドキュメントは、FMC バージョン 6.2.0.4、FTD バージョン 6.2.0.1 を用いて確認、作成しております。

 

1. セキュリティモジュールの交換

モジュールを交換し、Firepower Chassis Manager (FCM) 上で確認応答機能[Acknowledge] を使用して、新しいセキュリティモジュールをオンライン状態にします。

Picture4.png

(FCM 上の Security Modules ページの各ボタンの機能は、各ボタン上にマウスオーバーすることで確認可能です。)
Picture5.png

参考リンク:
コンフィグレーションガイド セキュリティ モジュール/エンジン管理

 

2. FMC 上でデバイスの再登録

FMC に、以前の FTD がデバイスとして登録されている状態の場合、FMC にて、Devices > Device Management から当該デバイスを削除します。

Picture1.png 
その後、新しい FTD デバイスの登録を行います。FMC にて、Devices > Device Management から右上の Add > Add Device を開きます。

Picture2.png
ここで、登録したい新しい FTD の IPアドレスや Registration key を入力し、FMC への登録作業を完了します。

Picture18.png

Picture7.png

 

3. クラスタの再構成

Devices > Device Management から右上の Add > Add Cluster をクリックし、Master となる FTD を選択したときに、新しく登録した FTD が Slave Devices に表示されることを確認し、Add ボタンをクリックします。

Picture17.png 

新しい FTD がクラスタ構成に組み込まれ、同一の Access Control Policy が適用されていることを確認します。

Picture10.png

 

4. 追加した FTD のアップグレード

FTD Software が利用していたバージョンと一致するかを確認します。
利用バージョン と異なる場合は、以下の手順により software version を合わせます。

Picture12.png

1. System > Updates と進み、 Product Updates より合わせたいソフトウェアバージョンの Install ボタンを選択します。 

2. 以下の画面でクラスタを選択後、Install ボタンをクリックし、アップグレードを行います。

Picture13.pngInstall 前に Readiness Check を利用するとより安全なアップグレードが可能になります。

参考リンク:

Firepower: Readiness Check 利用の おすすめ (version 6.1以降)

3. Software version が一致したことを確認し、終了します。

Picture14.png

 

 

 

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