インターネット上でのIPSec VPN導入の普及に伴い、最適なMTU / MSSチューニングのためのフラグメンテーション境界条件を決定したり、低帯域幅リンクで帯域幅の調整をしたりするためには、IPSecやトンネルによるカプセル化によるオーバーヘッドについて正確に理解する必要があります。オーバーヘッドは使用される特定のIPSecプロトコルとアルゴリズムによって異ってきます。よってこの作業をより簡単にするためのツールを開発しました。こちらから参照ください。
IPSecオーバーヘッド計算ツール
このツールはこの程、より使いやすいユーザーインターフェイスとIPv6サポート対応にアップデートされました。ぜひ試して、ページの右上にあるFeedbackアイコンより、ご意見や改善点などをお送りください。
備考: このツールのオーバーヘッド計算はRFCをベースとしておりますが、ESPパディングのような特定の実装のものもあります。これらの計算は、このツールではCisco IOS / IOS-XE実装に基づいて行われます。
以下はユーザー入力の例です。

以下は ツールの結果出力の例です。

*Thanks to the author, wzhang.
This document is translated from the below original article.
https://supportforums.cisco.com/t5/security-documents/ipsec-overhead-calculator-tool/ta-p/3162650