はじめに
本ドキュメントは ISE 2.2 Patch4 、および、ISE 2.3 Patch1 に関しての注意点を記載しております。本情報はリリースノートに記載があります注意点を日本語にて紹介した内容となります。
操作手順の詳細や注意事項等に関しましては、それぞれのマニュアルをご参照ください。
ISE 2.2 Patch4 と ISE2.3 Patch1 の注意点
ISE 2.2 Patch4 と ISE 2.3 Patch1 を適用する場合、ファイル名をご確認頂き新しいファイルをご利用ください。
既に適用頂いている場合は、新しい PAtch ファイルへ差し替えを頂けますようお願いいたします。
適用済みの場合、適用時のファイル名は CLI にてご確認頂けます。下に記載があります「 CLI による 適用 Patch ファイル名の確認方法」をご参照ください。
各バージョンの新旧ファイル名は次のとおりです。
- ISE 2.3 Patch 1
旧ファイル名:ise-patchbundle-2.3.0.298-Patch1-221230.SPA.x86_64.tar.gz
新ファイル名:ise-patchbundle-2.3.0.298-Patch1-221754.SPA.x86_64.tar.gz
- ISE 2.2 Patch 4
旧ファイル名:ise-patchbundle-2.2.0.470-Patch4-221220.SPA.x86_64.tar.gz
新ファイル名:ise-patchbundle-2.2.0.470-Patch4-221755.SPA.x86_64.tar.gz
CLI による 適用 Patch ファイル名の確認方法
適用された Patch のファイル名は以下手順にて確認可能です。
show version history
出力例
Patch のロールバック方法
Patch のロールバックは Primary PAN の Administrators Portal ( Admin Portal ) 、もしくは、各 Node の CLI より可能です。本稿では Admin Portal より実施する手順を記載しております。
a) Admin Portal より Administration > System > Maintenance > Patch Management を選択
b) ロールバック対象の Patch 番号を選択
c) "Rollback"ボタンを押下
※ Roolback が開始され、ISE サービス再起動、もしくは、ISE ノードの再起が行われます。
よくある質問
Q: ファイル名を変更し適用しましたが、情報を確認する事は可能ですか?
A: 残念ながら対応しておりません。
参考情報