はじめに
ISEではExternal RESTful Services (ERS)の設定を有効にすることで、RESTによるAPI操作(ユーザ追加等)が可能となります。
本ドキュメントでは、ERSにより実行された証跡を確認する方法に記載いたします。
なお、本ドキュメントはISE 2.6 patch2にて確認した内容を元に作成しているため、異なるISEバージョンでは出力内容が異なる可能性がある点はご注意ください。
確認方法
まず、ISE GUIではERSにて実行された全ての操作ログを確認することはできません。
しかし設定変更(追加や削除)を伴うAPI Callに対してはReport機能で履歴を確認することができます。
Operations > Reports > Audit > Change Configuration Audit
ここで、InterfaceがERSとなっているEventがあれば、それがERS API経由で変更された設定ということになります。
また、Event列をクリックすることで、API実行時の詳細を確認することができます。
ERSで実行された一覧を確認する場合には、Logged At列とAdministrator列(この例では'ersadmin'というAdministrator)でフィルターすることで確認が可能となります。
またこののEvent列Added Configuration
をクリックすると、以下のような詳細が確認できます。
ただし、前述の通り設定変更を伴わないERS実行結果は原則的にGUIから確認することはできません。
また、確認できる詳細(特にModified Properties)はCallされたAPIの種類によって異なりますので、ご注意ください。