※ 2022 年 9 月 13 日現在の情報をもとに作成しています。
1. はじめに
本記事では、Web ポリシーを使って YouTube の特定の動画だけを許可する方法について紹介します。
※ Web ポリシーを利用するためには Umbrella の SIG、またはそれ相当のサブスクリプション契約が必要です
※ サードパーティー側のサービスで仕様変更が行われた場合、本記事で案内している方法が動作しなくなる可能性があります
2. YouTube 全体をブロックする方法について
YouTube の特定の動画だけを許可する設定をする前に、YouTube のすべての動画を一旦ブロックする設定を行います。
まず、Umbrella Dashboard にサインインし、[Policies] > [Management] > [Web Policy] の [Add] をクリックして新しい Webポリシーのルールセットを作成し、HTTPS Inspection を有効にします。
※ [Ruleset Identities] には、テストを行う PC が含まれるアイデンティティを設定してください
[ADD RULE] をクリックし、下図のとおり、YouTube 関連のアプリケーションをブロックするルールを作成します。
この段階で、テスト用 PC の Web ブラウザで YouTube を開くと、以下のようにブロック画面が表示されます。
3. 特定の YouTube 動画を許可する方法について
次に、特定の動画のみ許可する設定を追加します。まず、Umbrella Dashboard にサインインし、 [Policies] > [Policy Components] > [Destination Lists] の [Add] をクリックして、下記の URL を Web ポリシーの許可リストに追加します。
および許可したい動画の URL
例: www.youtube.com/watch?v=j9YgkTblSW0
前項で設定を行ったルールセットを再度開き、[ADD RULE] をクリック、許可のルールを新たに作成して、先ほど作成したリストを選択します。
※許可のルールがブロックのルールより上位に位置していることを念のため確認してください
以上により、テスト PC の Web ブラウザで許可の設定を行った動画が閲覧できるようになります。
4. 参考情報
How to block Youtube and allow only certain videos
https://support.umbrella.com/hc/en-us/articles/4411109201812-How-to-block-Youtube-and-allow-only-certain-videos