【概要】
本コマンドはディスク上に溜まっていた古いファイルを削除することが可能です。
削除対象ファイルが溜まっていたことが原因により、ディスク容量が不足になった場合は、本コマンドを実行することでディスク使用率の開放が期待されます。
【削除対象ファイル一覧】
/localdisk配下のファイル
/opt/backup配下のファイル
/opt/CSCOlumos/logs配下*.m-n.log, *.n.log, *.log.n
/opt/CSCOlumos/crash配下の.hprof
/opt/tmp/配下Matlab*.log
/opt/oracle/base/diag/rdbms/*/*/trace配下の*.trm , *.trc
/opt/oracle/base/fast_recovery_area/WCS配下の古いアーカイブログ及びバックアップファイル
【実行例】
pi-system/admin# ncs cleanup

※実行する前に、改めてデータを削除するかどうかのWarningメッセージが聞かれるので、
状況に応じて「Yes」か「NO」と入力して、次へ進めてください。
Warning Message ①:Backupファイル・logファイルのクリーンアップ
/opt/backupディレクト配下のバックアップファイルはすべて削除されます。また、古いログファイル及び古いデバッグ情報も削除されます。
Warning Message ②:Databaseのクリーンアップ
データベースのクリーンアップを実施するにあたり、サーバーを一時的に停止します。この操作は数分で完了すると想定されます。
Warning Message ③:Localdiskのクリーンアップ
この操作はローカルディスクに保存されたすべてのレポートデータ、及びデバイスのコンフィグデータが削除されます。
また、ローカルFTP及びTFTPの配下に保存されたすべてのファイルも削除されます。
※本コマンドの実行に伴い、サーバーの再起動が行われますので、ご注意ください。