show/debug ログを取得する際の推奨設定を書いてみます。トラブルシューティング時などに下記設定を行いログを取ることをお勧めします。
service timestamps 及び timezone 設定
service timestamps 設定により、log/debugのタイムスタンプのフォーマットを変更します。また、この例では国内を想定してtimezone をJSTで設定しています。
(config)# service timestamps log datetime msec localtime show-timezone
(config)# service timestamps debug datetime msec localtime show-timezone
(config)# clock timezone JST 9
logging 設定
console には informational のみの出力とし、debugがconsoleに出力されCPU高負荷になるのを抑制します。また、logging buffer の size を取得するログのサイズに合わせて増やします。
(config)# logging console informational
(config)# logging buffer <size> debugging
NTP 設定
複数の機器でログを取得する場合には、ログのタイムスタンプが同期が取れるようNTPを使って、時刻を揃えるようにしましょう。
(config)# ntp server <x.x.x.x>
exec prompt timestamp 設定
show コマンドの出力の度に、timestamp が表示されるようにします。
(config)# line con 0 (or line vty x x)
(config-line)# exec prompt timestamp
設定を変更したくない場合には、一時的に下記コマンドで有効にすることが可能です。
# terminal exec prompt timestamp