Catalyst 3560/3750 などの IPv6 ルーティングプロトコル の CPU queue での取り扱い
以下の URL などに紹介されておりますが、Catalyst 3560/3750 などの製品には、
CPU 向けの通信について 16 個の Queue が用意されており、用途に応じて
データが格納されます。Queue には優先順位があり、上位のものが優先的に処理されます。
http://www.cisco.com/en/US/customer/docs/switches/lan/catalyst3750/software/troubleshooting/cpu_util.html#wp1023843
ルーティングプロトコルは、上から 4 番目の routing protocol に格納されるべきですが、
そこには格納されず、上から 9 番目の broadcast に格納されるという事象が報告されています。
この事象により、例えば CPU 使用率が高くなった状況などにおいて、
IPv4 ルーティングプロトコルのネイバー関係には影響がなく、IPv6 ルーティング
プロトコルのネイバー関係のみがダウンする、というような事象が報告されることが
あります。
IPv6 のルーティングプロトコルも、routing protocol に格納されるように
検討しておりますが、現時点において修正の予定などは立っていません。