はじめに
本ドキュメントは、Catalyst 9000 スイッチの Web UI にアクセスする方法を紹介します。
詳細手順
ステップ 1 : HTTP の関連設定を確認
Catalyst 9000 スイッチでは、HTTP はデフォルトで有効になり、コマンド 「show run | in http」を利用して現在の設定を確認できます。無効の場合、設定を有効に変更してください。
Switch#show run | in http
ip http server
ip http authentication local
ip http secure-server
ステップ 2 : アクセスための IP アドレスを設定
管理インターフェイスまたはスイッチ仮想インターフェイス(SVI)にてアクセスするための IP アドレスを設定します。
Switch#conf t
Switch(config)#int vlan 1
Switch(config-if)#ip add 192.168.1.1 255.255.255.0
ステップ 3 : ログインユーザ名とパスワードの設定
Web UI にアクセスするには、デバイスにアクセスするためのローカルユーザー名とパスワードを設定する必要があります。下記の例では、ローカル認証を利用します。
Switch(config)#username <任意のusername > privilege 15 secret <任意のpassword>
※ Web-UI 上で全ての機能を利用する為には、権限レベル 15 のユーザでログインする必要があります。権限レベル 1 ~ 14 (または権限レベルオプションを省略) ではモニターのみへのアクセス許可となります。
ステップ 4 : クライアントの IP アドレスを設定
クライアントが、アクセスしたい Web UI の IP アドレス (ステップ 2 にて設定した IP アドレス) と同じサブネット内にあるか、管理インターフェイス ( Default gateway ) に疎通できるかを確認してください。本例の場合、クライアントにて「192.168.1.2/24」のアドレスを設定します。

ステップ 5 : Web UI をアクセス
インターネットブラウザを開き、Web UI にアクセスするため設定した
IP アドレスを入力してください。本例の場合、
Interface vlan 1 の
IP アドレス ( 192.168.1.1 ) です。 また、設定したログイン資格情報を入力してください。

Web UI へログイン完了後、デバイスの監視、設定、トラブルシューティングなどを行うことができるようになります。
