はじめに
本ドキュメントでは、 Catalyst 9000 における Smart Licensing Using Policy (SLUP) offline mode 利用時に ACK ファイル取得が失敗した際の確認箇所について紹介します。 TAC にサービス リクエストをオープンする際は、こちらの情報を併せて共有してください。
1.機器側の確認箇所について
1-1. RUM レポートを生成する際に出力したコンソール作業ログをテキストファイルで保存します。
1-2. ACK ファイルを適用する際に出力したコンソール作業ログをテキストファイルで保存します。
1-3.以下のコマンドの出力を取得し、テキストファイルで保存します。
#show version
#show running-config
#show license all
#show license status
#show license usage
#show license summary
#show license tech support
#show history all
#show tech
1-4. RUM レポートファイルを取得します。
問題が発生したテキスト RUM レポートファイルをローカルへ保存し、以下の時刻情報も含め、 TAC へ共有してください。
・ RUM レポートの生成時刻
・ CSSM へのアップロード時刻
2. CSSM 側の確認箇所について
2-1.画面のスクリーンショットを取得します。
1).対象機器の PI 状況を確認します。
CSSM Web UI へアクセスします。 Manage licenses をクリックします。
以下の順番で対象機器の PI を特定します。全画面のスクリーンショットを取得します。
※画面上で対象機器をマークで示します。
Cisco Software Central > Smart Software Licensing > Inventory >対象 Virtual Account > Product Instance タブ
2). Event log や Message の詳細を確認します。
Name 欄にある対象機器の名前をクリックし、 [Overview] と [Event log] の詳細画面を開きます。
- [Overview] タブの全画面を確認できるスクリーンショットを取得します。
- [Event log] タブの全画面を確認できるスクリーンショットを取得します。
事象発生時間帯にてメッセージが生成された場合、隠れているメッセージも確認できるよう、メッセージマークをクリックし、 Message 詳細画面を開き、スクリーンショットとテキストメッセージを取得します。
- HA 構成の場合、 [High Availability] タブの全画面を確認できるスクリーンショットも取得します。
3). RUM レポートと ACK ファイルの状況を確認します。
以下の順番で対象機器の RUM レポートを特定します。全画面のスクリーンショットを取得します。
※画面上で対象機器をマークで示してください。
Cisco Software Central > Smart Software Licensing > Reports > usage Data Files
Reporting Status 欄にて [Errors] が表示されている場合、右側にあるメッセージマークをクリックし、開いた [Error Details] 画面のスクリーンショットを取得します。
2-2. ACK ファイルを取得します。
問題が発生した ACK テキストファイルをローカルへ保存し、 TAC へ共有します。
以下の時刻情報の共有もお願いします。
・ ACK ファイルの生成時刻
参考情報
Understand Smart Licensing Using Policy on Catalyst Switching Platforms
