[CNC] ノードの削除及び再デプロイ方法

[Satoshi Kinoshita]

はじめに

本ドキュメントでは Cisco Crosswork Network Controller (CNC) を構成するノードの削除及び再デプロイ方法を紹介します。
本記事の内容は Crosswork Infrastructure 4.0/4.1, Crosswork 2.0/3.0 を対象としています。

ノードの消去と再デプロイについて

CNC管理者は CNC Cluster から故障したノードまたは正常なノードを削除することができます。ノードを消去すると、CNC Cluster からノードの参照が削除され、ホストからVMが削除されます。

ノードを消去する手順は、ハイブリッド及びワーカーノードの両方で同じ手順で実施することができます。3つのハイブリッドノードのうち1台が故障した場合、そのノードを消去し、再度新しいハイブリッドノードを配置することでノードの再デプロイが可能です。

ワーカーノードは1台から3台まで持つことができます。これらをすべて消去しても影響はありませんが一度に1台づつ消去してから交換する必要があります。

手順

ノードの消去

1. Crosswork Network Automation のダッシュボードにログインする
   
   
2. Administration -> Crosswork Manager に移動する
   
   
3. Crosswork Summaryタブから Crosswork Cluster を選択する
   
4. 削除したいノードの右上のからメニューを表示し、"Erase" を実行
   
5. "Erase VM Node" Dialog box から Erase を選択
   
6. Actions -> View Job History から Erase Job のステータスを監視し、Status が Successful になるのを確認する
   
7. Crosswork Managerからノードが削除されたことを確認する
   

ノードの再デプロイ

1. Crosswork Network Automation のダッシュボードにログインする
   
   
2. Administration -> Crosswork Manager に移動する
   
   
3. Crosswork Summaryタブから Crosswork Cluster を選択する
   
   
4. Actions から "Deploy VM" を実行
   
5. VMの詳細を入力する
   
   
   VM Node Name: 削除したのと同じ名前を入力
   Node Type: 削除したのと同じタイプを入力、HybridまたはWorkerが選択可能
   Mgmt. Interface IP: 削除したのと同じManagement IPアドレスを入力
   Data VM Interface IP: 削除したのと同じ Data IP アドレスを入力
   Data Center Type: VMをデプロイする VMware vCenter の情報を入力
   
   
6. Actions -> View Job History から Deploy Job のステータスを監視し、Status が Successful になるのを確認する
   
7. VMがデプロイされ、Healthyのステータスであることを確認する