Cisco DNA Center でネットワーク機器をプロビジョンする際は DNA Center が内部に保持するデバイス・パックを使用します。デバイス・パックは DNA Center の GUI や Intenet API により指示されたインテントをネットワーク機器の機種・バージョンに応じた設定に変換するために使用されます。
ネットワーク機器側 CLI/GUI または DNA Center の Template Editor を用いて DNA Center がデバイス・パックを基にプロビジョンする機能のカスタマイズを行うことは想定されておらず、デバイス・パックに基づく設定とユーザによるカスタマイズとの整合性チェックは行われません。ユーザがカスタマイズを行うと、設定が削除されたり意図しない動作を引き起こすことがあります。このため、Cisco のドキュメントにガイドをある場合を除いてカスタマイズすることはサポートされていません。
また、DNA Center の保持するデバイス・パックの設定内容はバージョンにより次々に変化しますので、仮にユーザによるカスタマイズが特定バージョンで機能したとしても、バージョンアップにより設定が削除されたり機能しなくなる場合があります。
DNA Center が SSH (CLI), NETCONF (XML) を用いてプロビジョンする設定内容は configuration prevew 機能により確認できます。設定内容確認後に Deploy を実行せず Exit し、Task を Delete することで preview 機能を dry-run 機能として使用することもできます。(全ての設定について preview 機能がある訳ではありません)
configuration preview の実行例
Provision 時に Now ではなく Generate configuration preview を選択し、Apply をクリックします。
ページ右下に表示される Work Items をクリック、または Activity > Work Items ページへ遷移します。
デバイス設定の生成が完了すると設定内容をプレビューできます。デプロイしない場合は Exit をクリックします。
不要な Task は Delete をクリックして削除します。
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