キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
24965
閲覧回数
14
いいね!
0
コメント
yukiyosh
Cisco Employee
Cisco Employee

本ドキュメントでは、TCP/UDPのNAT通信に失敗する場合の発生原因とソリューションについてご案内します。

1.  障害内容

NATを有効にしている際に下記のPortを使用した通信に対してNAT変換が行われず、TCP connectionの確立に失敗、またはUDP通信が破棄されることがございます。

 Protocol Port番号
 H323 1720/1718/1719
 SCCP 2000
 PPTP 1723
 CUSEEME 7648
 RTSP 554
 ILS(LDAP) 389
 Real Audio 7070
 VXtreme 12468
 SIP 5060
 Streamworks 1558
 MGCP 2427
 VDOLive 7000
  DNS 53
  NBNS 137
  NBDS 138
  FTP 20/21
  TFTP 69
  RShell 514

 

2. 解説と回避策

解説

通常NATはLayer3で動作し、送信元および宛先IPアドレスを変換します。IPペイロード内のLayer4~7のIPアドレスは変換しません。ただし、Application Layer Gateway(ALG)を有効にすることで、IPペイロード内のIPアドレスを変換することができるようになります。ただし、上記 プロトコルに対応したPortに対して、それ以外のプロトコルを使用して通信を行おうとすると、NAT変換が行われない問題が顕著に発生します。

回避策

IANAでPort番号ごとに使用するプロトコルを割り当てております。

Service Name and Transport Protocol Port Number Registry

アプリケーションで使用する送信元/宛先Portはプライベートポート番号(49152 - 65535)にすることをお勧めします。

 

 

 

 

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします