はじめに
JVM のヒープ領域は、環境変数によりオプションを指定できますが、NSO にも NCS_JAVA_VM_OPTIONS という環境変数があります。また、ncs 起動時に実行される ${NCS_DIR}/bin/ncs-start-java-vm からオプ ションを指定することも可能です。
環境変数 NCS_JAVA_VM_OPTIONS
Local Install では、ncsrc に追加しておくと便利です
export NCS_JAVA_VM_OPTIONS="-Xmx1024M"
System Install の場合は、次のファイルを編集します
/etc/init.d/ncs
追加
NCS_JAVA_VM_OPTIONS="-Xmx1024m"
export NCS_CONFIG_DIR NCS_RUN_DIR NCS_LOG_DIR NCS_JAVA_VM_OPTIONS
ncs-start-java-vm から指定
ncs の起動時には、${NCS_DIR}/bin/ncs-start-java-vm が実行され JVM が起動されます。このファイルを編集し JVM のオプションを指定します。
opts="${NCS_JAVA_VM_OPTIONS}"
opts=`add_if_not_contains "${opts}" "-Xmx" "" "1024m"`
確認
$ ps -ef | grep NcsJVMLauncher
..java -Xmx1024m -classpath :/opt/ncs/current/....