キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
232
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
Asami Agarie
Cisco Employee
Cisco Employee

はじめに

NSO のエラーログ、ncserr.* はその他のログとは違い、NSO によりローテーションされます。 そのため、デフォルトで logrotate の処理には含まれないようになっています。 一度作成されると、NSO が管理するため、 変更は必要ありません。

但し、これらのファイルが NSO 以外の第三者により操作されると、 (例 truncate )  NSO が書き込むことができなくなります。 この記事では、エラーログが書き込み可能な状態か確認し、必要であれば再作成する例を紹介します。

 

再作成

/var/log/ncs にある ncserr.* を確認します。 ファイルサイズが 0 バイトの場合、NSO が書き込めない状態なので再作成します。

-rw-r--r-- 1 root root 0 Oct 22 06:36 ncserr.log.siz
-rw-r--r-- 1 root root 0 Oct 22 06:36 ncserr.log.idx
-rw-r--r-- 1 root root 0 Oct 22 06:36 ncserr.log

ncserr.* ファイルをすべて削除し NSO を再起動します。

再起動後、ncserr.* が作成され、0バイトではないことを確認します。

$ ls -lrt ncserr*
-rw-r--r-- 1 root root 13 Oct 22 06:43 ncserr.log.siz
-rw-r--r-- 1 root root 42 Oct 22 06:43 ncserr.log.idx
-rw-r--r-- 1 root root 8 Oct 22 06:43 ncserr.log

ncserr* は NSO により書き込み可能な状態になりました。

なお、ファイルが 0 バイトではない場合でも、NSO 以外からの操作により NSO が書き込めないケースも考えられます。 エラーログのタイムスタンプ、サイズをみて長期間更新されていないようであれば、壊れている可能性があるため、再作成してください。

 

Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします