はじめに
NSO CLI のプロンプトは、以下項目を設定することにより自由に変えることができます。開発環境で、どのインスタンスに接続したか一目で識別できるようアレンジできます。
prompt1 = Operational mode
prompt2 = Config mode
本記事はプロンプト変更の例を紹介します。
Prompt1/2 を設定する
現行の prompt1/2 は、show cli で確認します。
prompt1 \u@ncs#
prompt2 \u@ncs(\m)#
次のように変更してみます
prompt1 "\u [\A]# "
prompt2 "\u [\T] \M# "
admin@ncs# prompt1 "\u [\A]# "
admin [14:09]# prompt2 "\u [\T] \M# "
admin [14:09]# config
Entering configuration mode terminal
admin [02:09:51] (config)#
上記例は、現行の session のみ有効です。ユーザーのコンフィグとして設定することで persistent にすることが可能です。(次回セッションも有効)
admin@ncs# config
Entering configuration mode terminal
admin@ncs(config)# user admin session prompt1 "\u [\A]# "
admin@ncs(config-user-admin)# commit
Commit complete.
以下特殊文字を組み合わせて使うことができます。詳細は man page をご参照ください。
\d |
"YYYY-MM-DD" 形式の日付 |
\h |
ホスト名 (Short) |
\H |
ホスト名 (Long) |
\s |
クライアント IP |
\A |
現在の時刻 (24H) |
\T |
現在の時刻 (12H) |
\@ |
現在の時刻 (AM/PM) |
\u |
ユーザー名 |
admin@ncs# prompt1 "\u@\H [\d \A] (Dev1)# "
admin@aagarie_0 [2023-04-24 14:51] (Dev1)#
色を付けてみる
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