はじめに:
SSM On-Prem は Cisco Smart Software Manager (CSSM) と定期的に同期を行う必要があります。同期により、CSSM が持つライセンス情報と SSM On-Prem が持つ登録された製品の情報が交換されます。同期は、手動による即時同期やスケジュールによる自動同期(日次/週次/月次)にて実施することが可能です。
アクセストークンについて:
SSM On-Prem を構築後、新規アカウント承認の際に Cisco.com ID およびパスワードが要求されます。この情報をもとにアクセストークンが生成され一定期間保持されます。その後の自動同期ではこのアクセストークンが用いられますので、Cisco.com ID およびパスワードが要求されることはありません。
有効期限について:
2020/9/25 以前はアクセストークンの有効期限が 30 日間であったため、自動同期が成功するのは 30 日間のみでした。31 日目からは有効期限切れにより自動同期は失敗していました。再び成功させるためには新たな有効期限(30 日間)を持つアクセストークンの生成が必要で、そのために手動による即時同期を実行し Cisco.com ID およびパスワードを入力する必要がありました。
この度、この実装が見直され、アクセストークンの有効期限が 180 日間に延長されています。自動同期は 180 日間は成功します。同様に 181 日目からは失敗してしまいますので、新たな有効期限(180 日間)をもつアクセストークンを生成するため、手動による即時同期を実行し Cisco.com ID およびパスワードを入力する必要があります。
参考資料:
Cisco Smart Software Manager On-Prem 8-202008 Release Notes
https://www.cisco.com/web/software/286326948/154223/Smart_Software_Manager_On-Prem_8-202008_Release_Notes.pdf