はじめに
セキュリティ上の制限により SSM On-Prem をインターネットに直接接続できない場合、SSM On-Prem SLP オフラインモードで接続ができます。この記事ではPushモードでの接続を例として、オフライン接続方法を説明します。
操作手順
ステップ1
デバイス側で転送タイプと CSLU の URL などを設定してから、「license smart sync all」コマンドを実行することにより、 手動でSSM On-Prem へ RUM レポートの送付を行います。SSM On-Prem License Workspace にログインし、ポリシーアクションの SL を開いて、「 製品インスタンスからの使用状況レポート 」が表示されていれば 、SSM On-Prem が RUM レポートを受信できていると判断します。
ステップ2
ポリシーアクションの SL > すべてをエクスポート / インポート > シスコからエクスポート をクリックして、Usage Data ファイルをダウロードします。
ステップ3
ダウンロードした Usage Data ファイルを CSSM の スマートソフトウェアライセンス > レポート> 使用状況データファイル > 使用状況データファイルのアップロード でアップロードします。「 データが処理中です 」 が 「 エラーなし 」 と更新されましたら、 Ack ファイルをダウンロードします。
ステップ4
CSSM のスマートソフトウェアライセンス > インベントリ > 製品インスタンスで登録した製品が確認できます。
ステップ5
SSM On-Prem の License Workspace で、ポリシーアクションの SL> すべてをエクスポート / インポート > シスコからインポート を順にクリックして、取得した Ack ファイルをアップロードします。
ステップ6
インベントリタブで「ポリシーアクションのSL 」を開き、「CSSMから受信した確認応答」が表示されている場合、 SSM On-Premで Ack を受信できていると判断できます。
ステップ7
製品では定期的に SSM On-Prem に通信を行い、Ack の返答を確認します。License Workspace で、ポリシーアクションの SL を開き、「 製品インスタンスへの使用状況レポートの確認応答 」が表示されている場合、製品へ Ack が送信いることが分かります。更に製品側で ACK の受信を確認できれば、問題なく登録が完了できていると判断できます。
参考情報
Smart Software Manager On-Prem User Guide
https://www.cisco.com/web/software/286326948/157420/SSM_On-Prem_8_User_Guide.pdf