2013年4月26日(初版)
TAC SR Collection |
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主な問題 | ISG として使用している CISCOルータにて、RADIUS サーバとの間でアトリビュートの通信を行うことにより、プロセスメモリにおいてメモリリークが発生することがあります。 この問題は幾つかの方法で発生していることを確認できますが、共通した特徴は show aaa memory detailed コマンドの Total allocated の値が、セッションをクリアした後も減少しない、収容ユーザ数が変わらないのに上昇し続ける、また、同じ出力内容における AAA (attribute) のTotal の In-use 値が同じように大きい値になっている、などから確認できます。 Router# show aaa memory detailed (中略) AAA (attribute) In-use Asked-For/Allocated Count Size Cfg/Max ---------------------------------------------------------------------------- aaa_attr : -- --/-- -- 64 --/-- aaa_attr_list : -- --/-- -- 40 --/-- aaa_attr_sublist : -- --/-- -- 16 --/-- aaa_attr_list_header_ch : 100663008 100717104/118007000 2097146 48 131072/0 aaa_attr_list_sublist_c : 1418670448 1419428624/1463857840 4124042 344 131072/0 Total : 1519333456 1520145728/1581864840 6221188 -- --/-- (中略) Total allocated: 1540.148 Mb, 1577112 Kb, 1614962704 bytes |
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原因 | この問題は CSCub33045 として報告されています。 |
解決策 | 改修版ソフトウェア : CSCub33045 の問題が改修されたソフトウェアを使用して下さい。 |
備考 本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。