SFP GBIC モジュールを挿入すると、Catalyst 3750 スイッチのポートが errdisabled 状態になる

[CscTsWebDocs]

2008年1月25日（初版）

TAC SR Collection
主な問題	シスコ認定の SFP（Small Form-factor  Pluggable）モジュールには、モジュールのシリアル番号、ベンダー名およびベンダー ID、一意のセキュリティ コード、および CRC（Cyclic  Redundancy Check）を含むシリアル EEPROM が搭載されています。SFP モジュールをスイッチに挿入すると、スイッチのソフトウェアが  EEPROM を読み取り、シリアル番号、ベンダー名、ベンダー ID を確認して、セキュリティ コードと CRC  を再計算します。シリアル番号、ベンダー名、ベンダー ID、セキュリティ コード、または CRC が無効な場合は、次のようなセキュリティ エラー  メッセージが生成され、インターフェイスが Error-Disabled 状態になります。 %PM-4-ERR_DISABLE: [chars] error detected on [chars], putting [chars] in  err-disable state 最初の [chars] はエラーで、2 番目と 3 番目の [chars] は該当するポートです。
解決策	シスコが認定していない SFP モジュールを使用している場合は、そのモジュールをスイッチから取り外して、シスコ認定モジュールに交換してください。シスコ認定の SFP モジュールを挿入した後、errdisable recovery cause gbic-invalid グローバル設定コマンドを発行して、ポートのステータスを確認します。Error-Disabled 状態から回復するまでの時間を入力します。指定した時間が経過すると、インターフェイスが Error-Disabled 状態から回復して、動作が再試行されます。 シスコ認定の SFP モジュールと識別されても、システムがベンダー データ情報を読み取ってその情報が正しいかどうかを確認できない場合は、SFP モジュール エラー メッセージが生成されます。この場合は、SFP モジュールを取り外して挿入し直す必要があります。この方法で問題が解決しない場合は モジュールに欠陥がある可能性があり、その場合はモジュールの交換が必要になります。 SFP（Small Form-factor Pluggable）モジュールをサポートするシスコ プラットフォームとソフトウェアのバージョンについては、次の文書を参照してください。 " Cisco 100-Megabit Ethernet SFP Modules Compatibility Matrix " Cisco Gigabit Ethernet Transceiver Modules Compatibility Matrix
英語版URL	https://supportforums.cisco.com/docs/DOC-2357

備考