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Kunitaka Matsumura
Cisco Employee
Cisco Employee

 

 

はじめに

本ドキュメントでは、Connected Mobile Experiences (CMX) 10.5 以降で動作する Cisco 3365 Mobility Services Engine (MSE) のパスワードリカバリ方法の動作例を紹介しています。

 

  

パスワードリカバリ手順

※ Cisco Integrated Management Controller (CIMC) から起動した KVM コンソールでは動作しません。

Step 1

3365 MSE を再起動させ、以下の画面で "e" を選択しカーネルオプションの編集モードに入ります。

2023-10-27-05-07-36.png

ユーザ名とパスワードが求められる場合は、username を root、password を password と入力します。

2023-10-27-05-08-36.png

 

Step 2

"linux16" から始まる行までスクロールし、末尾の "rhgb quie rd.shell=0" を削除します。

2023-10-27-05-10-05.png

 

Step 3

Step 2 と同じ行に "rd.break console=ttyS0 " を行末に追加します。この時 "ttyS0" のあとに半角スペースまで入力をお願いします。

2023-10-27-05-12-10.png

 

Step 4

Ctrl + x を入力し、Emergency Mode で起動をさせます。プロンプトが "switch_root:/#" になります。

2023-10-27-05-14-32.png

 

Step 5

システムを rw でマウントしなおし、ルートディレクトリを /sysroot に変更します。

mount -o remount, rw /sysroot
chroot /sysroot

2023-10-27-05-17-39.png


Step 6

パスワードを passwd コマンドで変更します。

2023-10-27-05-18-56.png

 

Step 7

ファイルシステムを ro にマウントしなおします。

mount -o remount, ro /

2023-10-27-05-20-38.png

 

Step 8

exit を 2 回入力すると、CMX のログイン画面に遷移します。新しいパスワードでログインができるはずです。

2023-10-27-05-21-41.png

2023-10-27-05-22-23.png

 

    

  

参考サイト

[1] CMX 10.5 & above CLI Password Recovery

[2] Cisco 3365 Mobility Services Engine インストール ガイド

  

 

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