2016-06-20 04:09 PM
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このドキュメントでは、Mobility Express 管理 GUI の 管理 メニューでの設定について説明します。
をクリックすると、設定内容の変更ができ、
をクリックして適用、
をクリックして編集内容をキャンセルできます。
はエントリの削除です。
設定変更後は、ページ右上の 設定の保存 をクリックします。
通常はこのメニューを操作する必要はありません。
管理 > アクセス メニューでは Mobility Express コントローラへの管理アクセスに使用するプロトコルを選択します。デフォルトでは HTTPS と SSH が有効です。暗号化を行わない HTTP および Telnet の使用はお勧めしません。
設定を変更した場合は、適用 をクリックしてから 設定の保存 を行います。
注意 : Mobility Express がデフォルトで使用する電子証明書は自己署名証明書のため、ブラウザでセキュリティ例外処理が必要です。
CLI で証明書をインストールする場合は こちら をご参照ください。
初期設定ウィザードで設定した管理ユーザのユーザ名/パスワード設定を変更する必要が無いなら、このメニューを操作する必要はありません。
管理 > 管理アカウント メニューでは Mobility Express コントローラの管理ユーザアカウントを設定できます。
デフォルトでは、初期設定ウィザードで定義した管理ユーザが 読み込み/書き込み 権限で設定されています。
設定を変更した場合は、設定の保存 をクリックします。
初期設定ウィザードでの NTP設定を変更する必要が無いなら、このメニューを操作する必要はありません。下図の NTP ステータス 欄で In Sync (時刻同期成功)となっているエントリがあることをご確認ください。
管理 > 時間 メニューでは時刻に関する設定を行います。NTP を使用して正確な時刻を使用することをお勧めします。
Mobility Express コントローラは SNTC クライアントとして NTP サーバへアクセスします。
従属 AP は Mobility Express コントローラに帰属する際に CAPWAP プロトコルを用いてコントローラの時刻に同期します。従属 AP が NTP サーバにアクセスすることはありません。
設定を変更した場合は、適用 をクリックしてから 設定の保存 をクリックします。
管理 > ソフトウェアアップデート メニューでは Mobility Express ネットワークに参加する AP のソフトウェア バージョンアップおよび、従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) に帰属する際の OS イメージ取得パラメータを設定します。
AP 1 台のみで使用する構成を除いて、初期設定ウィザードの後、直ちにこのメニューの設定を行ってください。
複数台の AP で Mobility Express ネットワークを構成する場合、全ての AP で同じソフトウェア・バージョンが稼働している必要があります。従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) への帰属を試みる際に OS バージョンが一致していなければ、Mobility Express コントローラはこのメニューのパラメータに従って OS イメージファイルを取得し、従属 AP へ配布します。(従属 AP がこのメニューで指定した TFTP サーバや Cisco.com に直接アクセスすることはありません。)
ソフトウェアアップデートのパラメータが正しく設定されていない場合、従属 AP が Mobility Express コントローラ (マスター AP) と同じバージョンのソフトウェアをダウンロードできず、Mobility Express コントローラに帰属できない可能性があります。
注意 : パラメータ設定を行ったら、適用 をクリック後に 設定の保存 を行ってください。
AP のソフトウェア をダウンロード可能なサービス契約 (Smartnet Total Care など) に紐付いている Cisco.com ID お持ちの場合にお使いいただけます。
Mobility Expressコントローラ (管理 IP アドレス) から Cisco.com へアクセス可能である必要があります。従属 AP は Cisco.com へのアクセスを行いません。Mobility Express コントローラは、従属 AP から OS イメージのダウンロード要求を受けると HTTPS で Cisco.com へアクセスしてイメージの取得を行い、従属 AP への配布を行います (Mobility Express コントローラがプロキシとして Cisco.com へアクセスします)。
この方式では、新しいソフトウェア・バージョンの自動チェック (30 日毎) が可能です。
を選択・入力して、適用 をクリック後、設定の保存 をクリックします。
今すぐチェック をクリックすると、入力した Cisco.com ID、機器のシリアル番号の契約情報、更新 OS イメージの有無の確認が行われます。
今すぐチェック が 確認しています に変化
入力した Cisco.com ID が正しくない場合は、! が表示されます。クレデンシャルのクリア をクリックして修正してください。
Cisco.com ID が正しい場合は、緑のチェックマークが表示され、推奨・最新バージョン情報取得と契約情報の確認が行われます。
Cisco.com ID と機器のシリアル番号がソフトウェア・イメージを可能な契約情報と紐付けられていない場合は、以下のようなメッセージが出力されます。有効なサービス契約の有無をご確認ください。
Cisco.com ID および契約情報の検証後、EULA (エンドユーザ ライセンス アグリーメント) への同意が必要です(以下は製品開発段階での英語 GUI の画面例です)。
更新 をクリックすると、以下のメッセージが表示されます。推奨バージョンと最新バージョンのいずれかを選択し、次へ をクリックします。
アップデートは、今すぐ更新 と 更新を後日に設定 を選択できます。日時指定の場合は MM/DD/YYYY mm:ss [AM または PM] 型式で指定します。自動再起動 にチェックを入れると、アップデート イメージのインストール後、全ての AP が自動で再起動ます (チェックをしない場合は、イメージのダウンロード完了後、詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 より再起動の実行が必要です)。
パラメータを設定したら 次へ をクリックします。
今すぐ更新 の例
更新を後日に指定 の例
最後に確認メッセージが表示されるので 確認 をクリックすると、アップデート処理が開始または予約されます。
有効な Cisco.com ID を設定し、自動的に更新をチェック を 有効 にした場合、30日毎にチェックが行われ、ページ上部のダウンロードアイコンが緑になります。
LAN 内に TFTP サーバを設置して AP のソフトウェアを配布する方法です。
TFTP サーバは常時稼働している必要はありません。以下の際に Mobility Express コントローラ (マスター AP) からのアクセスが行われます。
Cisco.com より Access Point image bundle と記載されているファイル (AIR-APxxxx-K9-ME-x-x-xxx-x.zip) をダウンロードします。ダウンロード権限のある Cisco.com ID をお持ちでない場合は、サービス契約に従ってお問い合わせいただくことが必要です。
ダウンロードしたファイルは ZIP 型式の圧縮ファイルで、展開を行なうと、以下の例のように複数の AP 用ソフトウェアイメージが抽出されます。それらをフォルダごと TFTP サーバの公開ディレクトリに設置します。
以下は TFTP サーバの公開ディレクトリ C:\tftp\ 内の me フォルダに ap_bundle_8.3.90.29 というフォルダ名で AP ソフトウェア イメージを配置した例です。
ZIP ファイルを TFTP サーバに配置してもソフトウェア アップデートは行えませんのでご注意ください。
注: 圧縮ファイルを展開した AP ソフトウェアイメージのファイル名にはバージョン番号が含まれていません。ap_bundle_[バージョン番号] のような、バージョン番号が分かるフォルダ名をつけます。
以下は tftpd32/tftpd64 での TFTP サーバ設定例です。
Setting > TFTP > Bind TFTP to this address も設定します。
管理 > ソフトウェアアップデート 画面で以下のパラメータを指定します。パラメータの入力後に 適用 をクリックしてから 設定の保存 を行います。
(ダウンロードするファイル名は AP の機種に応じて自動的に決定されます。例: AP1830/1850 の場合 ap1g4 )
注 :
パラメータの設定・保存後にソフトウェアアップデートを実行するには、今すぐアップデート と 更新日時を指定 の 2つの方法があります。
今すぐアップデート
自動再起動 にチェックを入れて 今すぐアップデート を選択し、OK をクリックすると、AP へのソフトウェアダウンロードが開始されまます。
ソフトウェアのダウンロード後、全ての AP が自動的に再起動されてバージョンアップが完了します。
自動再起動 にチェックを入れない場合は、ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 メニューよりマニュアルで再起動を行なうことが必要です。
更新日時を指定
AP へのソフトウェアダウンロード日時を予約し、自動実行する方法です。リブート時刻の設定 パラメータを入力し、自動再起動 にチェックを入れて 更新日時を指定 をクリックします。
自動再起動 にチェックを入れない場合は、ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 メニューよりマニュアルで再起動を行なうことが必要です。
バージョンアップがスケジュールされた場合、ページ上に以下のようなメッセージが表示されます。中止 をクリックして、スケジュールを取り消すことができます。
AP へのソフトウェアダウンロードが開始されると、以下のようなメッセージが表示され、進捗状況を確認できます。
今すぐアップデート (自動再起動有効)
今すぐアップデート (自動再起動無効)
更新日時を指定 (自動再起動有効)
更新日時を指定 (自動再起動無効)
イメージの事前ダウンロードのステータス を展開すると、各 AP のソフトウェアダウンロード状況を確認できます。
TFTP サーバの進捗状況表示例 (tftpd32/tftpd64 の例)
自動再起動を有効にしない場合は、AP のソフトウェアイメージ ダウンロードの完了後に 詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 から再起動を行います。
AP のソフトウェアアップデートと再起動が完了すると、管理 GUI へアクセスできるようになります。
管理 > ソフトウェアアップデート にアクセスし、以下を確認します。
管理用 PC からブラウザ経由でバージョンアップ用ソフトウェアイメージを Mobility Express コントローラ (マスター AP) へアップロードする方法です。
この方法は、Mobility Express ネットワーク内の全ての AP が同じソフトウェアイメージを使用する型番のものである場合にのみサポートされます。
従属 AP が Mobility Express コントローラへの帰属を試み、バージョンが不一致だった場合、コントローラは自身のフラッシュメモリに保存された OS イメージを従属 AP へ配布します。
同じソフトウェアイメージを使用する AP の例 :
- AP1830, AP1850 : ソフトウェア イメージ タイプ = ap1g4
- AP2800, AP3800 : ソフトウェア イメージ タイプ = ap3g3
異なるソフトウェアイメージを使用する AP がネットワーク内に存在する場合に 転送モード として HTTP を選択した場合は、以下のような警告メッセージが表示されます。その場合は、Cisco.com または TFTP オプションを設定する必要があります。
Mobility Express ネットワークで使用されている AP のモデルを確認するには、ワイヤレス設定 > アクセスポイント ページを表示します。
HTTP オプションでブラウザから Mobility Express コントローラにアップロードする AP の OS イメージファイルには、
のいずれかを使用します。ダウンロード権限のある Cisco.com ID をお持ちでない場合は、サービス契約に従ってお問い合わせいただくことが必要です。
ソフトウェア・アップデートの実行
管理 > ソフトウェアアップデート で
を設定し、適用 をクリックして 設定の保存 を行った後で 自動再起動 にチェックを入れて 今すぐアップデート をクリックします。
確認メッセージに対して OK をクリックします。
管理用 PC から AP へソフトウェア イメージ ファイルがアップロードされ、バージョンアップ完了後に全ての AP が再起動します。
自動再起動 にチェックを入れない場合は、バージョンアップ後、詳細 > コントローラツール > コントローラの再起動 より再起動を実行します。
バージョンアップ実行時点で Mobility Express コントローラに帰属していなかった AP に対しては、次の帰属時に Mobility Express コントローラ (マスター AP) のフラッシュメモリに保存されたイメージが配布されます。
AIR-AP-1832I-B-K9(1台での運用) を初期設定完了後(MobilityExpress 8.10.151.0)に
有線接続にて、MobilityExpress管理画面にログインしますが
以下のように状況で使えない状況です。
追加設定箇所がありますでしょうか?
1)初期セットアップウィザードに設定したSSIDが
PC の Windows のタスクバーの通知領域のネットワークアイコンを左クリックし
て、SSID 一覧を表示に表示されない。
2)Mobility Express ワイヤレスコントローラ WEB GUI 画面に
アクセスポイントが1台も表示されない。
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