キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
534
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
JapanTAC_CSC
Level 7
Level 7

2016 年 10 月 24 日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

Cisco UC アプリケーション(CUCM、CUC、IM&P、UCCX)バージョン 10.5 以降の仮想マシンにおいて、バージョン 10 以降の Vmware Tools へのアップデートが失敗します。この際に、Vmware Tools のステータスが「実行していません(未インストール)」と表示されます。

Cisco UC アプリケーション側の Syslog に、以下のような SELinux エラーメッセージが表示されます。

---------------------------------------------------

Jan 14 09:13:23 xxxxxx user 3 setroubleshoot: SELinux is preventing /bin/rm from search access on the directory /var/lock/subsys/vmware-tools. For complete SELinux messages. run sealert -l c59c448a-0f1b-42e1-9c6f-8363bbe8b253

---------------------------------------------------

原因

Vmware Tools 10 にアップグレードするために必要な一部フォルダのアクセス権が、SElinux のデフォルトの設定では付与されていないことが原因です。

この事象は、以下のように製品毎に不具合登録されています。

CSCux90747    VMware Tools 10.0 update fails on CUCM 10.5/11.0 with selinux denials
CSCuz50894    VMware Tools 10.0 update fails on CUCM/CUC 10.5/11.0 part2
CSCuz80754    VMware Tools 10.0 update fails on CUC 10.5(2)/11.0
CSCva09767    IMP 10. / 11.x -- HDD & RAM Maxed After VMTools Upgrade (ESXi 5/6)
CSCuy81464    VMware Tools 10.0 update on UCCX 10.5 causes UCCX active partition full.

解決策

使用されている製品用の COP ファイルを cisco.com から入手して適用いただくか、修正が含まれる UC アプリケーション製品バージョンにアップグレードしてください。

注意: SELinux を permissive にすると、Vmware Tools のアップデート自体は可能です。しかしながら、Vmware Tools アップデート後に SElinux を Enforcing に戻すと、エラーログが継続出力され、システムログのサイズが増大を続けディスク容量を圧迫し、サーバに負荷をかけ、最終的に CLI アクセスもできなくなってしまいます。従いまして、この方法は推奨されません。


Getting Started

検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします