はじめに
Cisco IOS で動作するボイスゲートウェイでは、SIP接続、ISDN接続、T1 CAS接続、Fax など様々なボイス機能が動作しています。本ドキュメントでは各機能のトラブルシューティングに役立つ show コマンドや debug コマンドの一覧を提供する 「Multiservice Voice Debug Lookup Tool」について紹介します。
デバッグログの取得はルータに負荷を与えますので、デバッグログの取得方法については 「IOS ルータで適切かつ安全にデバッグ情報を収集する方法」を参考にしてください。ルータ上でパケットキャプチャを取得する必要がある場合は、「IOS-XE : EPC(Embedded Packet Capture)を使用したパケットキャプチャ方法」を参考にしてください。
Multiservice Voice Debug Lookup Tool
下記の Multiservice Voice Debug Lookup Tool のページにアクセスしてください。
https://cway.cisco.com/tools/msdlt
適切な 「Product Type」、「Problem Scope」、「Problem Type」 を選択し、Submit を押すと、取得すべき show コマンドと debug コマンドの一覧が出力されます。
参考リンク
下記のページにトラブルシューティングに有効な各種ツールへのリンクが記載されています。