2019年4月26日 (初版)
| TAC SR Collection |
| 主な問題 |
アナログ FXS ポートを有する Cisco Voice Gateway (VG350, VG320, VG310, VG204XM, VG202XM 等) は、Cisco Unified CM と SCCP (Skinny Call Control Protocol) プロトコルで接続できます。
H.323 または SIP プロトコルで Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) と接続した場合、通話相手がコールを切断した際には無音の状態となりますが、SCCP プロトコルで接続した場合、以下のコマンドによりビジートーンを生成することができます。
dial-peer voice xxxx pots
no tone dialtone remote-onhook
tone busytone remote-onhook
service stcapp
port x/x
上記コマンドが設定されているにも関わらず、他の電話機へのコールを FXS ポートに接続された電話機でピックアップした場合、通話相手がコールを切断してもビジートーンが生成されない事象が発生します。
|
| 原因 |
IOS のソフトウェア不具合 CSCvo61610 が原因で事象が発生します。
通話相手がコールを切断した際にダイヤルトーンを生成する設定の場合も本不具合の影響を受けます。
ピックアップしたコールの場合、通話相手がコールを切断した際にダイヤルトーンが生成されません。
|
| 解決策 |
CSCvo61610 が修正されたバージョンにアップグレードしてください。
|
備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
