2016-11-16 05:02 PM
2016 年 11 月 16 日(初版)
Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) の CPU 使用率が 30 分間隔で高騰する事象が報告されています。Unified CM の台数が多い、大規模クラスタで発生します。
show process load cpu con コマンドにて、以下のように certbase プロセスの CPU 使用率が高騰することが確認できます。
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND 21359 certbase 20 0 712m 149m 9692 S 29.5 2.6 34:26.69 certSync 32537 certbase 20 0 112m 4188 1788 S 5.9 0.1 0:00.03 python 1461 root 20 0 170m 3840 3000 S 2.0 0.1 23:31.87 vmtoolsd
(*) 継続的に CPU 使用率をモニタするためには、cont オプションを付けた show process load cpu cont コマンドが有効です。Control+C キーの入力により、コマンドを終了することができます。
CSCus80913 で報告されていますが、不具合ではなく、期待された通りの動作となります。
クラスタ構成の Unified CM は全 Unified CM の全ての証明書を保持しており、30 分間隔で証明書に更新が無いかどうかの確認(同期)を行います。大規模クラスタになるほど、同期する証明書の数が多くなり、同期処理の負荷が大きくなるため、CPU 使用率が高騰します。
解決策
期待された通りの動作となります。
同期処理が完了する約 2 分後に CPU 使用率が下がるようであれば、対処は不要です。CPU 使用率が 100% に張り付いたままとなるようであれば、Cisco TAC へお問い合わせ下さい。
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