le 2025-03-14 03:00 PM
機種名: DN2-HW-APL/ C9800-40
ソフトウェアバージョン: 2.3.5.4-70852-HF3
■問合せ内容
SDAのネットワーク環境においてC9105とC9115のアクセスポイントを混在させた場合、
無線の動作やAssuranceに問題ないでしょうか。
C9120については、導入ガイドに以下記載がありました。
=====
Catalyst 9120 は、Wi-Fi 6 機能をサポートする非常に高度なアクセスポイントであり、デュアル 5 GHz やシスコのカスタム RF ASIC デバイスを使用した高度な RF 検出などの独自の機能を備えています。
そのため、異なるモデルのアクセスポイントを混在させることはお勧めしません。「salt and pepper(混在状態)」とも呼ばれるこの状況では、DNA ネットワークのパフォーマンスが低下し、インテリジェントキャプチャなどのさまざまな高度な機能の劣化が発生して、パフォーマンスが十分に最適化されない場合があります。
そのため、異なる種類の AP が混在している場合は、同種類のアクセスポイントをまとめてグループ化することをお勧めします。たとえば、AP-3800 を 1 つの階に配置したら、Cisco Catalyst 9120 は別の階に配置して混在させないようにします。
=====
C9105とC9115の組み合わせであれば問題ないのかを確認させていただきたいです。
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le 2025-03-14 08:26 PM
本件はニュアンスの解釈の問題だと思います。
・「サポートするか、しないか」で言うとサポートすると思います。
・しかし「オススメするか、しないか」や「設計的に良いか、悪いか」で言うと、
本質的には(どの組み合わせであっても)異なるモデルの混在は避けた方が良いのをドキュメントが伝えていると思います。
予算関係上で全ての拠点や、同じフロア内でハイエンド モデルで統一できないので
高密度環境だけハイエンド モデルを混在させるような手法があると思いますが、
「同じ拠点内 (ローミング ドメイン内)」で「機能グレードが違うもの」を「混在」させていると、機能は元よりRF周りでの差異が少なからず出てくるので、
それに起因した問題が出たときのトラブルシュートが困難になったりするのを伝える意図だと思います。
引用元のドキュメントは下記だと思いますが、記述の通りに、
仮に混在させるにしても同一拠点や同一フロアは、同じモデルで統一するのが好ましいかと存じます。
またEnd Userや社内の上層部に提案する立場なら、無線LANは特に電波トラブルが発生しやすいため合意を取った方が良いかと存じます。
Cisco Catalyst 9120 Access Point Deployment Guide - Cisco
https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/guide-c07-742311.html
> For this reason, if you have a mixture of AP types, it is recommended that you group like access points together (for example, AP-3800s on, say, one floor and Cisco Catalyst 9120s on another) and refrain from mixing them.
Cisco Catalyst 9120 アクセスポイント導入ガイド - Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/guide-c07-742311.html
> そのため、異なる種類の AP が混在している場合は、同種類のアクセスポイントをまとめてグループ化することをお勧めします。たとえば、AP-3800 を 1 つの階に配置したら、Cisco Catalyst 9120 は別の階に配置して混在させないようにします。
le 2025-03-18 11:01 PM
Communityはボランティア ベースでCisco社員の回答とは限らないので、
Yes / No の二者択一のように回答を保証しきれるものではないと前置きさせて頂きます。
モデル混在時に想定される悪影響の例に関しては、
例えば、6GHz帯の対応有/無のモデルが混在した際に、
6 GHz Client Steeringにより折角6 GHz帯に誘導しようとしたのに、
6GHz帯に非対応APが存在する個所だったのでカバレッジ ホールが生まれたり。
インテリジェント キャプチャ (iCAP)におけるデータ パケット キャプチャの対応有/無のモデルが混在した場合に、
ローミング先が非対応APだとキャプチャ確立が下がってトラブルシュートの効率が落ちたり。 ※参考情報を参照
と言ったケースが考えられると思います。
机上論であり、実際に試したわけではないです。
【データ パケット キャプチャの参考情報】
Cisco DNA Assurance リリース 2.3.5 ユーザーガイド - インテリジェントキャプチャの管理 [Cisco Catalyst Center] - Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/cloud-systems-management/network-automation-and-management/dna-center-assurance/2-3-5/b_cisco_dna_assurance_2_3_5_ug/b_cisco_dna_assurance_2_3_3_ug_chapter_01110.html
> データパケットキャプチャは、Cisco Aironet 4800 AP および Cisco Catalyst 9130、9136、9166 AP でのみサポートされます。データパケットキャプチャが有効になっていて、クライアントがパケットキャプチャに対応していない AP にローミングした場合、クライアントがパケットキャプチャ対応の AP に再接続するまで、パケットキャプチャは停止します。
あくまでも想定例として記載しましたが、
SIerが持っているような設計ノウハウに分類される観点でもあるので、
網羅的なシナリオ (100%に近い全ての考慮点)が簡単に出てくるようなものではないと思います。
le 2025-03-14 06:20 PM
WLCがサポートできる限り、APを混在させることができます。
また、APモデルに基づいて異なるプロファイルを設定することもできます
参照のベストプラクティス:
le 2025-03-14 07:42 PM
ご回答ありがとうございました。以下3点確認させてください。
・CW9162とCW9166の混在も問題ないでしょうか?
・アシュアランス表示やSD-AccessでのWi-Fi利用についても問題なく仕様できるということで間違いないでしょうか
・「異なるモデルのアクセスポイントを混在させることはお勧めしません。」というガイドはCatalyst 9120のみ適用されるものなのでしょうか。
le 2025-03-14 08:26 PM
本件はニュアンスの解釈の問題だと思います。
・「サポートするか、しないか」で言うとサポートすると思います。
・しかし「オススメするか、しないか」や「設計的に良いか、悪いか」で言うと、
本質的には(どの組み合わせであっても)異なるモデルの混在は避けた方が良いのをドキュメントが伝えていると思います。
予算関係上で全ての拠点や、同じフロア内でハイエンド モデルで統一できないので
高密度環境だけハイエンド モデルを混在させるような手法があると思いますが、
「同じ拠点内 (ローミング ドメイン内)」で「機能グレードが違うもの」を「混在」させていると、機能は元よりRF周りでの差異が少なからず出てくるので、
それに起因した問題が出たときのトラブルシュートが困難になったりするのを伝える意図だと思います。
引用元のドキュメントは下記だと思いますが、記述の通りに、
仮に混在させるにしても同一拠点や同一フロアは、同じモデルで統一するのが好ましいかと存じます。
またEnd Userや社内の上層部に提案する立場なら、無線LANは特に電波トラブルが発生しやすいため合意を取った方が良いかと存じます。
Cisco Catalyst 9120 Access Point Deployment Guide - Cisco
https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/guide-c07-742311.html
> For this reason, if you have a mixture of AP types, it is recommended that you group like access points together (for example, AP-3800s on, say, one floor and Cisco Catalyst 9120s on another) and refrain from mixing them.
Cisco Catalyst 9120 アクセスポイント導入ガイド - Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collateral/wireless/catalyst-9100ax-access-points/guide-c07-742311.html
> そのため、異なる種類の AP が混在している場合は、同種類のアクセスポイントをまとめてグループ化することをお勧めします。たとえば、AP-3800 を 1 つの階に配置したら、Cisco Catalyst 9120 は別の階に配置して混在させないようにします。
le 2025-03-17 03:40 PM
ご回答ありがとうございます。
以下、再度確認させてください。
・SDA環境下で、無線の動作やAssuranceに問題ないでしょうか。
→ある、ないで回答頂けますでしょうか。
・ある場合、どのような問題がありますでしょうか。
・本質的には(どの組み合わせであっても)異なるモデルの混在は避けた方が良いのをドキュメントが伝えている
→9120 / 9130においては、「Wi-Fi 6 機能をサポートする非常に高度なアクセスポイントであり、デュアル 5 GHz やシスコのカスタム RF ASIC デバイスを使用した高度な RF 検出などの独自の機能を備えています。」ため、
推奨されないと理解できますが、他のモデルにおいて避けた方が良い理由についてご教示下さい。
・機能は元よりRF周りでの差異が少なからず出てくるので、それに起因した問題が出たときのトラブルシュートが困難になったりする
→機能・RFの際に起因して、具体的にどのような問題が発生しますでしょうか。
le 2025-03-18 11:01 PM
Communityはボランティア ベースでCisco社員の回答とは限らないので、
Yes / No の二者択一のように回答を保証しきれるものではないと前置きさせて頂きます。
モデル混在時に想定される悪影響の例に関しては、
例えば、6GHz帯の対応有/無のモデルが混在した際に、
6 GHz Client Steeringにより折角6 GHz帯に誘導しようとしたのに、
6GHz帯に非対応APが存在する個所だったのでカバレッジ ホールが生まれたり。
インテリジェント キャプチャ (iCAP)におけるデータ パケット キャプチャの対応有/無のモデルが混在した場合に、
ローミング先が非対応APだとキャプチャ確立が下がってトラブルシュートの効率が落ちたり。 ※参考情報を参照
と言ったケースが考えられると思います。
机上論であり、実際に試したわけではないです。
【データ パケット キャプチャの参考情報】
Cisco DNA Assurance リリース 2.3.5 ユーザーガイド - インテリジェントキャプチャの管理 [Cisco Catalyst Center] - Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/cloud-systems-management/network-automation-and-management/dna-center-assurance/2-3-5/b_cisco_dna_assurance_2_3_5_ug/b_cisco_dna_assurance_2_3_3_ug_chapter_01110.html
> データパケットキャプチャは、Cisco Aironet 4800 AP および Cisco Catalyst 9130、9136、9166 AP でのみサポートされます。データパケットキャプチャが有効になっていて、クライアントがパケットキャプチャに対応していない AP にローミングした場合、クライアントがパケットキャプチャ対応の AP に再接続するまで、パケットキャプチャは停止します。
あくまでも想定例として記載しましたが、
SIerが持っているような設計ノウハウに分類される観点でもあるので、
網羅的なシナリオ (100%に近い全ての考慮点)が簡単に出てくるようなものではないと思います。
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