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C9105のDNAライセンスの登録について

radadada
Level 1
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こんにちは。

 

NW構築時に、EWCモードでの運用を検討しておりDNAライセンスを無しで購入しましたが

動作の安定性から急遽C9800を導入することとなりました。

その結果C9105にDNAライセンスが必要となりますがこちらは別途DNAライセンスを購入した後に

どの様にAPへ適用することとなりますでしょうか。

NW構成上、WLCは外部へは出ていません。

どなたか回答していただけますと幸いです。

4件の返信4

MyHomeNWLab
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DNAライセンス自体はC9100 (AP)に紐付けて購入しますが、
DNAライセンスの実際の設定先となるのはC9800 (WLC)になります。

直接的なインターネット接続が無い場合は、
① C9800にてRUM (Resource Utilization Measurement)レポートを生成して、
② (インターネット接続可能な)作業端末を経由してSmart Software ManagerにそのRUMレポートをアップロードします。
③ そして、生成されたACKファイルをC9800にインポートします。

ドキュメント的には下記になると思います。

9800 WLCでのオフライン(エアギャップ)ライセンスの設定 - Cisco
https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/docs/wireless/catalyst-9800-series-wireless-controllers/221758-configure-offline-air-gapped-licensing.html

Configure Offline (Air Gapped) Licensing on 9800 WLC - Cisco
https://www.cisco.com/c/en/us/support/docs/wireless/catalyst-9800-series-wireless-controllers/221758-configure-offline-air-gapped-licensing.html

作業手順だけだとイメージが掴みにくいかもしれませんが、
RUMレポートにWLCにJoin中のAPの台数情報やLicense Level (Essentials or Advantage)などが含まれていて、
それをSmart Software Managerで報告して違反が無いのを確認されたら、
承認を示すためのACKファイルが生成されて、機器に承認情報をインポートするような意味合いになると思います。

細かな考慮点は他にもあると思いますが、一先ず概要レベルまで。

ありがとうございます。

WLC側へのライセンスの紐付けが必要ということですね。

各資料拝見しておりましたがいまいち確証が持てずに迷っていました。

 

以前、借用機(C9800)にてテストで収容を試みたところライセンスエラーログが出ており

今回、WLCアプライアンス版に収容するにあたり必要なものはNetwork ライセンスの方になる?と想定しております。

Networkライセンスのみでの購入はできないため、Essentialsのライセンスを購入することで

Networkライセンス+DNAライセンスが取得でき、上記の作業で適用ができる認識で問題ないのでしょうか。

※DNAライセンスの更新予定はありません

 

また、WLCリプレースの際に9100(AP)を収容変えすれば今回WLCへ適用予定のNetworkライセンスは

自動的に移動されると考えてよいのでしょうか。

(通常購入(ライセンス付き)の9100(AP)の場合は収容変えの際に特に気にしたことはないのですが。。。)

 

わかる範囲でご教示願えますでしょうか。

仰られている点は「(広義の)DNAライセンス」の言葉の中に2つの区分がある話ですね。

a. Network Essentials/Advantage (Networkライセンス)
   Perpetual (永続)ライセンス
   本ライセンスの機能範囲の利用のみであれば、初回購入のみで更新は不要

b. Cisco DNA Essentials/Advantage (狭義のCisco DNAライセンス /サブスクリプション)
   Term (期間)ライセンス (サブスクリプション)
   DNAライセンスの購入期限に依存し、本ライセンスの機能範囲の利用には継続的に更新が必要

備考: 外部サイトなのと、WLC/APではなくSwitchですが、下記サイトのイメージが参考になると思います。

    iDATEN(韋駄天)| Designedラボ 第42回「C9000シリーズスイッチの ソフトウェアパッケージ“Essentials”と“Advantage”の違い、選び方」
    https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/cisco/startLabo/042.html


①まず前提として「広義のDNAライセンス」の初回購入は必須で、最低でも3年契約 (3Y型番)です。
Networkライセンスだけ欲しい場合でも、広義のDNAライセンスの購入は必須です。

「狭義のCisco DNAライセンス (サブスクリプション)」の機能を利用するのであれば、
初めから5年や7年を契約しておくか、後から追加購入して更新します。


②今回の場合、すでにC9100のEWC利用想定で「広義のDNAライセンス」を買っているのであれば、
Networkライセンスは既に持っている扱いになるので、改めての「広義のDNAライセンス」の購入は不要になると思います。
念のためにSmart License (Smart Software Manager)にてDNAライセンスの振り込み状況を確認するのが安全です。

下記はLicenses画面のサンプルです。

MyHomeNWLab_0-1740979264406.png



③念のため利用予定の機能が、お持ちのライセンスの範囲に含まれているかご確認されるのが良いです。

Cisco-DNA-Software-Subscription-Matrix-for-Wireless - Cisco
https://www.cisco.com/c/m/en_us/products/software/dna-subscription-wireless/en-sw-sub-matrix-wireless.html
備考 (追記): 「Download ad PDF」のリンク先の方が機能名などが詳しく載ってます。例えば下記の情報など。
> Advanced high availability and resiliency (patching) features
> In-Service Software Upgrade (ISSU), AP Device Pack (APDP), AP Service Pack (APSP), Rolling AP upgrades,
Hot Patching, SMU.


日本のお客様は特にサービス影響を気にされるので、
中でも下記の機能のために「実はAdvantageが必要だった」とならないようにご注意を頂ければと思います。

Implement Catalyst 9800 Wireless LAN Controller Licenses
https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/wireless/catalyst-9800-series-wireless-controllers/impl-catalyst-9800-wrls-lan-ctrlr-licens-faq.pdf
スライド 3/ 7

High Availability and Resiliency
• ISSU
• Rolling AP upgrades
• Patching (CLI)
• AP Service Pack/AP Device Pack
• Hot Patching
• SMU

ISSUはIssueを気にして避けるケースが多いと思いますが、SMUやAPSP (AP Service Pack)は利用したいお客様は多いと思います。


④下記の件は念のために、既にライセンス消費扱いになっていなかの観点で、
Smart License (Smart Software Manager)の状況を見ておくのが良いと思います。

> また、WLCリプレースの際に9100(AP)を収容変えすれば今回WLCへ適用予定のNetworkライセンスは
> 自動的に移動されると考えてよいのでしょうか。
> (通常購入(ライセンス付き)の9100(AP)の場合は収容変えの際に特に気にしたことはないのですが。。。)

下記はProduct Instances画面のサンプルです。(EWCではなく、C9800で管理してる状態のものです。)
ライセンスが消費されていれば、該当の製品がリストされます。

MyHomeNWLab_1-1740979298052.png


⑤参考程度にですが、「狭義のDNAライセンス (サブスクリプション)」が不要の場合は、
C9800のライセンス レベルの設定で「AIR DNA License」を「none」にします。
この設定の場合、先の画面キャプチャで「AP  Perpetual Networkstack Essetntials」のみ「In Use」で消費されていて、
「Aironet DNA Essentials Term Licenses」は消費されていないのを確認できると思います。

MyHomeNWLab_2-1740979549074.png

詳細に回答いただきありがとうございます。

ライセンスは複雑ですね。。。

 

>①まず前提として「広義のDNAライセンス」の初回購入は必須で、最低でも3年契約 (3Y型番)です。
>Networkライセンスだけ欲しい場合でも、広義のDNAライセンスの購入は必須です。

この初回購入についてEWCモードでの使用の場合はバージョンによってはDNAライセンスが必要でないということがあり

当時、下記URL(同別サイト)を参考にしてC9105(EWCモードファーム)本体のみで購入していたようです。

Wireless 第33回 「Catalyst9100シリーズ EWC-APにDNAライセンスが必須なケース」

https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/cisco/wireless/033.html

 

最後の行に「9100シリーズのアクセスポイントをEWC-APでは無く、9800シリーズのコントローラで管理する際には、

従来通りアクセスポイント毎のDNAライセンスが必要になりますのでご注意ください。

との記載があることから今回、購入後の適用方法とリプレース時の動きがDNAライセンス有のAPと変わるのかが

気になりましたので質問させていただきました。

 

②③④⑤については改めて確認したいとおもいます。