はじめに
Cisco TelePresence Content Server(TCS) / TelePresence Management Suite(TMS) には、出荷時に自己署名証明書がインストールされています。
この証明書は、HTTP/SIP 等の暗号化通信時に使用されます。
インストール済の自己証明書をそのままご使用いただくことも可能ですが、通信のセキュリティを確保するために、公的認証局で署名した証明書をご用意いただき、端末に適用することを推奨しております。
確認方法
出荷時にインストールされている自己署名証明書の内容は、TCS / TMS のWindows Server にリモートデスクトップでログインし、スタート > インターネットインフォメーションサービス(IIS) マネージャー を開き、「接続」のサーバ名を選択して「サーバー証明書」をクリックすると表示されます。
有効期限が切れた場合の影響
出荷時にインストールされている自己署名証明書の期限が切れた場合、その証明書を使用した暗号化通信に影響が生じます。
暗号化通信の接続先により、警告を表示したり接続不可等になります。
証明書の更新方法
Windows Server のインターネットインフォメーションサービス(IIS) マネージャー で「接続」のサーバ名を選択して「サーバー証明書」をクリックすると表示される「操作」の「自己署名入り証明書の作成」で自己署名証明書を作成・適用することができます。
同じ箇所で「証明書の要求の作成」から署名要求ファイル(CSR) を作成することが可能です。作成したCSR を認証局(CA) で署名して証明書を作成し、「インポート」から適用することが可能です。
