こちらの投稿では、連載企画として、シスコ製品におけるカスタマーサクセスのメンバーがお勧めする機能を紹介していきます。
実運用において、同様のお困り事象がありましたら、運用改善のヒントにして頂ければと思います。
第1回担当のCustomer Success Specialistのyamamotoです。
普段データセンターネットワークの担当として、製品利活用のご支援をさせて頂いています。
私が、紹介する最初の機能は、「NDFCのFabric Builder」です。
課題
- EVPN VXLAN ファブリックを設定したことがないので構成の仕方が分からない
- EVPN VXLAN ファブリックを構成する場合のベストプラクティスを盛り込んで、安定稼働させたい
- EPVN VXLAN ファブリックを簡単に設定したい
課題を解決する機能
- Nexus Dashboard Fabric Contoller(NDFC)のFabric Builder
対象ATX
参考ブログ(英語)
機能概要
NDFCのFabric Builderを使用すると、BGPのAS番号や、管理サーバー情報を入力するだけで、EVPN VXLANファブリックが簡単に作成できます。実際に適用するコマンドは800~900行になり、自分で作成するとなるとパラメーター設計だけでも相当なワークロードになります。さらに、これらの設定には、Ciscoが推奨するベストプラクティスも盛り込まれており、簡単かつ、短時間、信頼性の高いファブリックの構築が可能です。

対象ソリューション
- データセンターネットワーク
- コントローラー:NDFC
- 管理機器:Nexus 9K
Cisco Customer SuccessではCisco Communityを通じて様々なベストプラクティス情報の提供を進めています。
こちらを、設計検討、運用検討の際にご活用ください。