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CiscoCP-78xx /89xx/99xx電話機で発生した事象を詳細に解析するために、電話機上でデバッグを有効にしなければならない場合があります。

尚、通常では、電話機を再起動/リセットすると、設定されたデバックコマンドの一部がリセットされますので、必要な場合は、再度SSH経由でデバックコマンドを設定しないといけません。

本記事では、CUCMアドミンの”log Profile”設定項目を利用して、デバックコマンドがリセットされない設定方法を紹介します。


“Log Profile”の設定項目をPresetにする事で、電話機を再起動/リセットしても、設定されたデバックコマンドがリセットされません。

Log Profile は、下記のパスで設定できます。

Cisco Unified CMの管理>デバイス>電話 に移動して、該当電話機を選んで、電話機の設定ページに移動してください。

Cisco Unified CMの管理>デバイス>デバイス設定>共通の電話プロファイル
Cisco Unified CMの管理>システム>エンタープライズ電話の設定

 

Log Profileを下記の3つのオプションに設定できます。

Default:電話機再起動/リセット後はにデバックの設定が初期化されます。

Telephony:事前に設定されているSIP、メディアサーバ関連のデバックが有効になります。

Preset:電話機を再起動/リセットしても、設定されたデバックコマンドがリセットされません。

(電話機にSSH経由でアクセスする必要ありません)

 

 

注意:

SIP関連のデバックコマンドは、”log Profile”をPresetに設定しても、再起動/リセット後にのは消えますので、"store sip "を設定してください。

使用されているCUCMバーションによって、”log Profile”の設定項目が表示されない可能性がありますので、その場合は、CUCMの最新のDevicePackを適用してください。

 

参考のために、下記を確認する事ができます。

Cisco IP Phone 7821, 7841, and 7861 Release Notes for Firmware Release 10.2(1)

Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Release Notes for Firmware Release 9.4(1)

Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 Release Notes for Firmware Release 9.4(1)

 

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