Cisco Webex Room シリーズにはメンテナンス接続用途で シリアルコンソール接続のオプションが用意されています。
用意するもの
- Cisco Webex Room シリーズ本体
- USB Type A - Micro USB ケーブル (Android スマートフォンで使われるものと同じ)
- Mac (PCでも可)
ケーブル接続
USB ケーブルを配線します。 該当ポートにはメンテナス用の工具アイコンが書かれています。
Room Kit の場合

Codec Plus の場合

Room 55

Codec Pro の場合

本体の設定確認
デフォルトではシリアル接続はオンになっています。Web画面で確認するには Setup > Configuration > Serial Port で Mode が On であることを確認します。BaudRate はデフォルトで115200 ですが変更可能です。

Cisco Unified Communications Manager で利用している場合、デバイス > 電話 で端末の Serial Port 設定を確認します。

ドライバを手動インストールする場合
ドライバは Windows / Mac ともに自動インストールされますがこの機能が有効でない場合、下記サイトからドライバのダウンロードが可能です。
https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers
Terminal からのシリアル接続 (Mac)
Terminal からコマンドを入力します。tty. まで入力し、 Tab を入力することで、tty.SLAB_USBtoUART がデバイス名であることがわかります。
$ screen /dev/tty.
tty.Bluetooth-Incoming-Port tty.xyz-WirelessiAP
tty.SLAB_USBtoUART tty.xyzPhone-Wireless
ボーレートが 115200 なので、下記のコマンドでシリアル接続します。
$screen /dev/tty.SLAB_USBtoUART 115200
ユーザ名・パスワードを入力します。(初期設定: admin / なし)
login: admin
Password:
Welcome to
Cisco Codec Release ce 9.1.4 3ae3106 2017-08-30
SW Release Date: 2017-08-30
*r Login successful
OK
TereTem
115200 に設定し、ポートを開きます。

