はじめに
ユーザ自身がフリー(コンシューマー)のCisco Webex Teamsのアカウントを作成した場合、そのアカウントを変換(Convert)することで組織(Org)で管理されたアカウントに変更することが可能です。変換後はそのユーザに対して組織が契約しているサブスクリプションに基づいてライセンスを付与することが可能になります。
変換手順
詳しい変換手順についてはConvert Unlicensed Users in Cisco Webex Control Hubをご参照ください。
上記サイトに記載の変換手順の一部を翻訳(2018年12月21日更新の記事)
- Control Hub(https://admin.webex.com)にアクセスし概要のオンボーディングから変換可能なユーザを確認することが可能です。
- 潜在的な新しい ユーザー: フリーアカウントとして登録された変換可能なユーザ
- 遅延した変換: 既に変換作業が行われたユーザで、ユーザ側の対応待ちとなっているもの。もしユーザが14日以上対応を行わなかった場合、自動的に変換作業が完了しユーザは組織の一員となります。
- レビューをクリックして変換するユーザを選択してください。
- 潜在的な新しい ユーザーと遅延した conversionsのリストが閲覧可能です。
- ライセンスを付与する:
- 付与するライセンスを選択してください。複数のサブスクリプションが存在する場合、プルダウンメニューから選択してください。
- もしライセンステンプレートが存在する場合は、ライセンスは自動的に付与されライセンスサマリーを確認することが可能です。
- Conversion Resultsを確認しFinishをクリックする。
- すぐに変換に区分されたユーザは即変換作業が完了しユーザに対してはメールが送信され、アカウントが組織に追加されたことが通知されます。
- 遅延した変換に区分されたユーザに対してはメールが送信され以下の選択が可能となります。
- 新規でアカウントを作成する
- 既存のアカウントを変換する
- プロンプトに従いユーザとライセンスを選択してください。
- 変換後、アカウントは組織に追加されCisco Webex Control Hubから確認することが可能となります。ユーザに対してはメールが送信されアカウントが組織に追加されたことが通知されます。
変換を行う際の注意点
- 変換しようとしているアカウントのメールアドレスと同じドメインを持つ管理者が組織内に必要となります。
xxx@abc.comというユーザを変換したい場合@abc.comのドメインのメールアドレスを持った管理者が組織内に存在する必要があります。存在しない場合はxxx@abc.comとは別のアドレスzzz@abc.comを管理者として組織内に事前に登録してください。
- gmail.com、yahoo.com、icloud.comのような大規模なパブリックドメインを持つユーザは変換不可のため、プライベートドメインを持つメールアドレスを使用してください。
パブリックドメインを用いて作成されたアカウントの会話履歴等のデータを引き継いだまま変換をご希望の場合は、アカウントに紐づくパブリックドメインを持つメールアドレスを事前にプライベートドメインを持つメールアドレスに変更してください。詳しくはChange Your Cisco Webex Teams Email Addressをご参照ください。