はじめに
本ドキュメントでは Cisco Unified Communications Manager (Unified CM) および Cisco Unity Express (CUE) において Smart Licensing 認証時に TLS 接続に必要な証明書が不足していた際の動作について説明します。
Smart Licensing について
Smart Licensing の詳細については以下のドキュメントをご確認ください。
なお、Smart Licensing には以下の種類がありますが、今回のドキュメントではクラウドへの直接アクセス方式 (1, 2) について説明しています。

Smart Licensing サーバーの Root CA 変更時の挙動
通常証明書が不足する場面はありませんが、FN 72318 (Unified CM) や FN 72314 (CUE) のように、Smart Licensing 認証サーバー側で証明書が変更され、新しい証明書を信頼するための Root CA が Unified CM / CUE 側に存在しない場合 HTTPS 通信が行えなくなります。この際、Unified CM / CUE は以下の URL から Root CA のダウンロードを試みます。
よって、上記 URL にアクセスが可能な環境にて、通信に必要な Root CA がダウンロードされた場合は、Smart Licensing 認証に問題が発生しません。
参考情報