はじめに
本ドキュメントでは、Webex Appのメッセージ機能における開封確認の挙動について記載します。
Webex App version 43.12で確認した情報となります。
本設定について
Webex Appのメッセージ機能ではメッセージ送信者に対し、受信者がメッセージを開封したかどうかを知らせる開封確認機能が備わっています。
本設定の利用目的としてはメッセージ送信元に開封したかを知らせたくない場合に使用するものになります。
Webex App上のメニュー、「設定」>「メッセージ」>「開封確認を送信して確認」のチェックボックスで有効/無効を設定出来ます。
Control Hubの「メッセージング」>「開封確認の設定」から組織でのデフォルト設定を選択可能です。
挙動の違いについて
本機能の挙動の違いについて以下に記載します。
まず当該チェックボックスのオプションを利用しない場合、チェックを外したユーザー側には以下赤囲みの部分が表示されません。
またチェックボックスの有効/無効で以下のような挙動に違いが出ます。
例:ユーザーA及びBでのメッセージやり取りのケース
- ユーザーAがチェックボックスの設定を有効としている場合
1) ユーザーBからユーザーAにメッセージを送付
2) ユーザーAがユーザーBのメッセージを見る
3) その時点でユーザーB側にAの既読が通知される(上記赤囲みアイコン)
- ユーザーAがチェックボックスの設定を無効としている場合
1) ユーザーBからユーザーAにメッセージを送付
2) ユーザーAがユーザーBのメッセージを見る
(この時点ではユーザーB側にAの既読が通知されない)
3) ユーザーAがユーザーBにメッセージを送付
(この時点でユーザーB側にAの既読が通知される(上記赤囲みアイコンが表示))
参考情報
Webex App | Turn off read receipts