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Yuya Arito
Cisco Employee
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はじめに

本ドキュメントでは、着信待ち受け (Call waiting) と割り込み (Barge in) の違いについて記載します。

 

  

着信待ち受け

通話中に別のコールを受けるための機能です。

例として、UserA に対してこちらの機能を有効としている場合、UserA と UserB 間での通話中に、UserC から UserA 宛の別のコールを着信することができ、応答するか拒否するかを選択できます。

CallWaiting_Screenshot1.png

UserC からの別のコールに応答した場合、UserB との元のコールは保留となり、UserA と UserC 間での通話が開始されます。

CallWaiting_Screenshot2.png

一方で、 UserA に対してこちらの機能が無効であれば、 UserA と UserB 間での通話中に、 UserC から UserA 宛の別のコールは着信できません。

また、UserA に対しての着信待ち受けのオン/オフやボイスメールのオン/オフの組み合わせにより、以下の通り挙動に違いが生じることが想定されます。

  • UserA に対して着信待ち受けとボイスメールがオフである場合、発信者である UserC では話中音 (ビジートーン) が聞こえる
  • UserA に対して着信待ち受けがオフであり、ボイスメールがオンである場合、発信者である UserC には発信後すぐにガイダンス (例: おかけになった電話番号は電話に出ることができません。発信音が聞こえましたら、メッセージを録音してください。録音を終了するためには、# を押してください) が流れる
  • UserA に対して着信待ち受けがオンであり、ボイスメールがオフである場合、UserA は UserC からの 2 つ目のコールを着信し応答することができる
    2 つ目のコールに応答しなかった場合、発信から一定時間後*に 2 つ目のコールの呼び出しは終了する
    *着信先の端末に依存し、呼び出し時間は変わる
  • UserA に対して着信待ち受けとボイスメールがオンである場合、 UserA は UserC からの 2 つ目のコールを着信し応答することができる
    2 つ目のコールに応答しなかった場合、発信から一定時間後**に UserC に対してガイダンス (おかけになった電話番号は電話に出ることができません。発信音の後に、メッセージを録音してください。終了する場合は、# を押してください) が流れる
    **ボイスメールの設定にある [「無応答」メッセージを再生するまでの呼び出し回数] で指定されている数値に依存し、ガイダンスが流れるまでの時間は変わる

※ 上記は Webex ユーザ間でのテストにて 2024 年 3 月時点で確認した挙動です。また、ご利用の端末や設定、コールフロー等により挙動が異なる場合があるため、上記は参考例としてご認識ください。

※ 上述したボイスメールは以下のようなオプションでテストを実施しています。オプションの選択が異なれば、上記とは異なった挙動となる場合があります。

VM_options_Screenshot.png

なお、着信待ち受けは、Control HubUser Hub 等で設定可能であり、デフォルトでは有効です。

  

割り込み

通話中に他のユーザからの割り込みを許可し、3 者間のコール (会議電話) を作成するための機能です。

例として、UserA に対してこちらの機能を有効としている場合、 UserA と UserB 間で通話中に、UserC にてそのコールへの割り込みをすることができます。

Bargein_Screenshot1.png

割り込みを行うと、UserA / UserB /UserC 間での3 者間コールが作成されます。

Bargein_Screenshot2.png

機能アクセスコード (*33) を利用し割り込みを行います。UserC のダイヤルパッドにて *33 + {UserA の電話番号} へ発信したり、*33 へ発信した後に UserA の電話番号をダイヤルすることにより、割り込みを実施できます。

UserA に対してこちらの機能が無効であれば、 UserA と UserB 間で通話中に、UserC にてそのコールへの割り込みをすることができず、3 者間コールは作成されません。

割り込みの設定画面にある [user がコールに割り込みを行ったときにトーンを再生します。] にチェックをつけた場合、このチェックがついたユーザが他のユーザのコールに割り込みを行った際に、割り込み先のユーザ側にトーン (警告音) が聞こえるようになります。 

Bargein_Setting_Screenshot.png

具体例として、UserC に対して [user がコールに割り込みを行ったときにトーンを再生します。] のチェックをつけた上で UserA でのコールに割り込みを実施する場合、割り込み先にあたる UserA に対してトーンが流れ、割り込みされたことを認知しやすくなります。 

なお、割り込みは、Control HubUser Hub 等で設定可能です。  

  

参考情報

ユーザーとワークスペースの着信待ち受けを有効にする

着信待ち受けをオンにする

Webex アプリ | 着信待ち受けに応答する

Webex Calling ユーザーのボイスメール設定を構成し、管理する

ユーザーが他の人たちの通話に割り込むことを許可する

他のユーザーに通話への割り込みを許可する

他のユーザーの通話に割り込む

Webex Calling の機能アクセス コード

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