はじめに
本ドキュメントでは、Webex User Hub (user.webex.com) にある連絡先に関する概要や挙動について記載します。
※ 以下に記載する挙動は、2024 年 12 月時点のものであり、今後変更される可能性があります。
※ User Hub 上の連絡先は、過去に CUP (Calling User Portal) で連絡先を使用していた場合のみ表示されます。なお、CUP とは、過去に使用されていたユーザポータルであり、すでに CUP から User Hub へのマイグレーションは完了しています。User Hub は CUP の後継にあたるユーザポータルです。
設定箇所
- Webex User Hub (user.webex.com) へアクセス
- 左上の [設定] > [通話] > [連絡先] の順にクリック
スピードダイヤルの連絡先
スピードダイヤル (例 00 や 01 等) が付与された連絡先を管理することができます。Webex アプリや固定電話機でこのスピードダイヤルを使うことにより、頻繁に連絡する相手にすばやく連絡することができます。
スピードダイヤルの連絡先にコールを発信する操作手順:
- Webex アプリあるいは固定電話機にて、# をダイヤル
- 続いてスピードダイヤルコード (例 00 や 01 等) をダイヤル
- 次に # にダイヤルしてコールを発信
※ 上記の手順にて、連絡先でそのスピードダイヤルに紐づいた電話番号にコールが発信されます。
また、Click-to-Dial ボタンをクリックすることで、連絡先に登録されている対象の電話番号に対して、Click-to-Dial にてコールを発信することができます (詳細は後述します)。

スピードダイヤル以外の連絡先
スピードダイヤルではない登録をしておきたい連絡先を管理することができます。
また、スピードダイヤルの連絡先と同様に、Click-to-Dial ボタンをクリックすることで、連絡先に登録されている対象の電話番号に対して、Click-to-Dial にてコールを発信することができます。
注意点
- User Hub に追加された連絡先は Webex アプリに表示されず、同様に、Webex アプリの連絡先は User Hub に表示されません。
- 頻繁に使用する番号には最大 100 (00~99) のスピードダイヤル コードを設定できます。ここで作成したスピードダイヤルは、固定電話機で作成したスピードダイヤルと同期しませんが、固定電話機からダイヤルできます。
- Webex アプリで検索をしても、User Hub の連絡先に登録されている名前やスピードダイヤルは検索結果として表示されません。
- 発着信時に、 User Hub の連絡先に登録されている名前での名前解決 (電話番号に紐づいた名前が表示される処理) はされません。
- 制限上、名前の長さは 50 以下に収めて設定してください。また、?/\ といった記号は名前に使用できません。
- 現時点で User Hub の連絡先で登録済みの連絡先を修正する機能が実装されていません。そのため、連絡先の変更をする場合、一度削除してから再登録する必要があります。
Click-to-Dial の挙動例
User Hub 上で Click-to-Dial のボタンをクリックすることで、対象の連絡先の電話番号へコールを発信することができます。
- PC で UserA が User Hub へアクセスしサインイン
※ 今回の例においては、上記の PC にインストールされた Webex アプリでは UserA にてサインインしておらず、UserA は別途モバイル端末の Webex アプリにサインインしていると仮定します。
- PC の User Hub の連絡先に登録されている [Click-to-Dial ボタン] をクリック
※ [通話を正常に発信しました] というポップアップが表示されます
- UserA が Webex アプリにサインインしているモバイル端末が鳴動
- User A がそのモバイル端末の Webexアプリでコールに応答すると、User Hub の連絡先の電話番号へコールを発信できる
- モバイル端末の Webex アプリ (UserA) と User Hub の連絡先の通話が開始される
※ 上記の挙動は、「スピードダイヤルの連絡先」でも「スピードダイヤル以外の連絡先」でも同様です。
Click-to-Dial のボタン:

参考情報
連絡先リストに誰かを追加する
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