2024 年 10 月 18 日 (初版)
TAC SR Collection |
主な問題 |
Cisco Meeting Server(CMS) で Blast dial を設定したスペースにコールを発信すると接続完了後に同スペースから別のコールを着信し、結果として二重コールとなる事象が報告されています。 |
原因 |
CMS は Blast dial が設定されたスペースに着信すると、宛先リストに含まれる全てのアドレスに発信を行います。 このため、スペースに最初にコールを行った発信元が宛先リストに含まれている場合には、CMS への着信コールと CMS からの発信コールが二重に接続されます。
これは現時点での CMS Blast dial 機能の実装上の期待された動作です。 Blast dial の宛先リストに含まれるアドレスから着信した場合には発信しないよう CMS の機能を改善するためのリクエスト CSCwm50070 を登録済です。 |
解決策 |
CMS 側での回避策はありません。 Blast dial を設定したスペースに発信した参加者側で同スペースからの着信を拒否することで二重コールを回避することが必要です。 |
備考
本不具合は、Bug Search Tool でも確認できます。
各製品の TAC SR Collection の一覧は、よくある質問と解決方法 (TAC SR Collection) から確認できます。