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CscTsWebDocs
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2013年4月16日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

CP-9971,9951,8961 の 9.2(1) 以降のファームウェアをご使用の環境で、CUCMを 8.0 以前のバージョンから、8.5  以降へアップグレードを行うと、ビデオコールの帯域が 800kbps 以上使用可能な場合に、画面の解像度が変わります。

CUCM 8.0 以前 : w360p [640*360] の解像度

CUCM 8.5 以降 : VGA [640*480] の解像度

w360p の場合、IP Phone の画面上に表示されるビデオは、そのサイズに合わせて上下が黒くカットされます。

VGA の場合、画面いっぱいに表示されます。

原因

CUCM 8.5 以降で、SIP メッセージ内の SDP の imageattr 属性がサポートされたことによるものです。

8.0 以前では、CUCM は受信した imageattr 属性を削除して、SIP メッセージを送信しておりましたが、8.5  以降では、削除せずにそのまま送信する動作に変更されました。

CSCuf57901 にて、本動作のドキュメント (Release Notes for Cisco  Unified Communications Manager Release 8.5(1)) への追記が行われました。

動作の詳細

CP-9971,9951,8961 の 9.2(1) 以降のファームウェアでは、w360p の解像度がサポートされており、帯域幅の条件が同じである VGA  と w360p は、以下の条件で使用されます。

- ビデオコールの使用可能な帯域が 800kbps、かつ、SDP で imageattr [640*480] を受信した場合、VGA  の解像度でビデオを送信

- ビデオコールの使用可能な帯域が 800kbps、かつ、SDP で imageattr が存在しない場合、w360p の解像度でビデオを送信

IP Phone が SDP を送信する際は、必ず、imageattr [640*480] で送信するため、CUCM  がこれを削除するかどうか、すなわち、CUCM のバージョンによって、使用する解像度が変わります。

なお、CP-9971,9951,8961 の 9.2(1) より古いファームウェアでは、ビデオコールの使用可能な帯域が 800kbps

以上の場合、必ず VGA が使用されます。

備考

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