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CscTsWebDocs
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2011 年 6 月 15 日(初版)

TAC SR Collection
主な問題

原因 :

外線コールが切断される場合、トーキー(自動音声ガイダンス)が生成される場合があります。

主なトーキー

欠番トーキー「おかけになった電話番号は、現在使われておりません...」

圏外トーキー「おかけになった電話番号は、電波の届かない場所にあるか...」

インバンドのトーキーは、ISDN において Disconnect メッセージに付加された経過識別子(PI)で制御されます。H.323 プロトコルにおいては、Disconnect メッセージが利用できないため、Cisco では ReleaseComplete メッセージに非標準の情報要素(Non Standard Info)を付加することにより、インバンドのトーキーの制御を行います。

H.323-ISDN のインターワーキングにおいて、CUCMがNon Standard Info を正常に処理できないため、トーキーが聞こえない不具合が発生します。

IP Phone---CUCM---(H.323)---VoiceGW---(ISDN)---NTT 等のキャリア

この問題は以下の CUCM ソフトウェア の不具合として登録されています。

CSCto99537 Unable to decode Non Standard Info in ReleaseComplete

CUCM バージョン 7.X のみが上記の不具合の影響を受けます。

CUCM バージョン 6.X、8.X では不具合は発生しません。

解決策

暫定回避策としては、Voice GW 上で下記のコマンドを設定する方法があります。

voice call convert-discpi-to-prog

但し、上記の暫定回避策を適用した場合、外線からの着信コールを CFA 等により外線へ転送した場合に、転送先キャリアから Disconnect メッセージが返送されても、発信者側ではリングバックトーンが継続して聞こえる事象が発生します。

解決策としては、CSCto99537 が修正された CUCM ソフトウェアバージョンにアップグレードする必要があります。

備考

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