StarOS では出力する logging を facility や level 単位で制御することができますが、特定の Event ID のみを
フィルターすることもできます。「logging の level は下げなくないけど、ある特定のログが頻繁に出力されるので
これだけ出力されないようにしたい」というような場合に有効です。
例えば以下の logging message をフィルターしたいとします。Event ID は 30000 になります。
[local]asr5000# show logs
2013-Mar-27+11:24:35.564 [cli 30000 debug] [8/0/29081 <cli:8029081> cliparse.c:364] [context: local, contextID: 1] [software internal system syslog] CLI command [user cisco, mode [local]asr5000]: show ver
フィルターの設定をします。
[local]asr5000# configure
[local]asr5000(config)# logging disable eventid 30000
eventids ( 30000 - 30000 ) successfully disabled
これで正常にフィルターされました。
また、以下のように Event ID をレンジで指定することも可能です。
logging disable eventid 30000 to 30010
フィルターを外す場合は以下のように no を先頭に指定します。
[local]asr5000(config)# no logging disable eventid 30000
eventids ( 30000 - 30000 ) successfully re-enabled