キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 
cancel
1511
閲覧回数
0
いいね!
0
コメント
taisasak
Cisco Employee
Cisco Employee

     

    概要

    本ドキュメントでは Cisco Software Manager (CSM) の概要について紹介しています。

    Cisco Software Manager (CSM) とは 推奨 SMU 及び Service Pack (SP) の情報検索、
    及び複数の IOS-XR ルータへのインストールを効率的に管理するためのソフトウェアです。

    CSM のダウンロード

    1. Cisco Download サイトから IOS-XR ルータ (CRS/ASR9K) へ移動
    2. CSM-<version>.zip をダウンロードする (例 CSM-2.0.zip)

    CSM のインストール

    CSM は Windows/Unix/Mac OS X にてインストール可能となっており、CSM の利用に際しては Java Runtime Environment が必要となります。
    インストール方法は OS により異なるため、詳細は上記ファイルを unzip したフォルダにある readme ファイルを参照して下さい。

    CSM の初期設定

    CSM のインストールが完了後に、CSMを起動し以下の初期設定を実施します。

    • Repository Directory の設定 (SMUのダウンロード先フォルダの設定)
    • Polling 設定 (cisco.com へのSMU 情報確認スケジュールの設定)
    • Email 設定 (Email 通知設定)
    • Proxy サーバ設定

    上記のうち Repository Directory 設定が必須となります。
    Repository Directory とは CSM にてダウンロードした SMU のダウンロード先フォルダになります。

    初期設定は以下の「setup」より設定してください。

    CSM の機能

    ここでは CSM の持つ以下の機能について簡単に紹介します。

    • SMU/SP 情報の参照
    • SMU/SP のダウンロード
    • IOS-XR ルータの管理

    SMU/SP 情報の参照

    CSM を利用して Platform/Version 指定した SMU/SP 情報を取得することが可能です。

    下記「Platforms and Releases」タブの「Select a platform and release」より指定すると SMU/SP 情報の一覧が cisco.com より取得されます。

    SMU/SP のダウンロード

    CSM を利用して Cisco Download より SMU/SP をダウンロードすることが可能です。

    1. 必要な SMU/SP を選択する (チェックボックスを ON)
    2. 「Task」ボタンの「Download Selected SMUs」にてダウンロードを行う

    ダウンロードされた SMU/SP は初期設定にて指定した Repository Directory に格納されます。

    IOS-XR ルータの管理

    CSM を利用して複数の IOS-XR ルータの SMU/SP を管理することが可能です。
    また複数の IOS-XR ルータは論理的なグループ及びグループに所属するエレメントにより階層的に管理することができます。

    • ネットワークエレメントグループ (ルータグループ)
    • ネットワークエレメント (ルータ)

    IOS-XR ルータ側の設定

    CSM では各 IOS-XR ルータから インストールされている SMU/SP 情報を取得する際に以下の手順にて取得しています。

    1. 各 IOS-XR ルータに VTY 経由でログインする (Telnet/SSHv1/SSHv2)
    2. 各 IOS-XR ルータにログイン後に XML Agent 経由でインストール情報を収集する

    CSM は XML Agent 経由でインストール情報を収集するため、各 IOS-XR ルータでは以下の設定が必要になります。

    1. MGBL PIE をインストールする (SSH の場合は K9SEC PIE もインストールする)
    2. XML TTY Agent 機能を設定する
    Router(config)# xml agent tty

    (*) XML Agent 機能の詳細は下記 Configuration Guide 及び Command Reference を参照して下さい

    CSM の設定: IOS-XR ルータの追加

    以下の手順にて CSM により管理する IOS-XR ルータを追加します。

    1. グループの追加 (必要に応じてグループを作成する)
    2. グループ配下への IOS-XR ルータの追加

    以下の「Add Network Element」よりグループおよびルータを追加します。

    以下の登録画面にて右クリックでグループおよび各 IOS-XR ルータの登録/編集/削除を行うことができます。

    csm-add2

    各 IOS-XR ルータを登録する際には各ルータ毎に以下の項目を設定します。

    設定項目 設定内容

    Connectivity Category

    IP もしくは Scripted を選択
    (*) Scripted の詳細は readme ファイルを参照して下さい

    Connection TypeIOS-XR ルータにログインする際のプロトコルを選択 (Telnet/SSHv1/SSHv2)
    Device IP/NameIOS-XR ルータの IP アドレスもしくは DNS 名を設定
    Device DescriptionIOS-XR ルータの管理名を設定

     

    CSM の設定: IOS-XR ルータの接続

    CSM から登録された IOS-XR ルータへは下記 2 つを入力して Login ボタンを押すことで接続することができます。

    • Device User Name (ログインユーザ)
    • Device Password (ログインパスワード)

    またグループ配下の全 IOS-XR ルータに同じ username/password が設定されている際には、
    グループ指定のログインにてグループ配下の全 IOS-XR ルータへ 1 クリックで接続することもできます。

    以下のように CSM にて複数の IOS-XR ルータを登録することにより SMU/SP 情報を一元管理を行うことができます。

     

    Getting Started

    検索バーにキーワード、フレーズ、または質問を入力し、お探しのものを見つけましょう

    シスコ コミュニティをいち早く使いこなしていただけるよう役立つリンクをまとめました。みなさんのジャーニーがより良いものとなるようお手伝いします